7『すべてのひとに石がひつよう』バード・ベイラー
絵本なんですけど、大人向けの絵です。
『すべてのひとに石がひつよう』
バード・ベイラー (著), ピーター・パーナル (イラスト), 北山耕平 (翻訳)
河出書房新社
2022/8/29
なにを語っているかというと「自分と友だちになってくれる石の見つけ方」です。
――石とトモダチ?
そうですよ。
人には、誰でもそれぞれの石というものがあるんです。
ある日ある時、あなたはその石と出会うのです。
それから、その石と人生を共にするのです。
当たり前ですけど、アニミズム的世界観では、石も生きてます。
そこんところは大丈夫ですよね?
はい、ここで翻訳者に注目~!
北山耕平さんは、ネイティブアメリカンと親しく付き合って、それ関係の本をたくさん出してます。
ある時北山さんは、荒野でまんまるな石を見つけました。
横にいたネイティブアメリカンの老人は、こう言います。
(そういう人が、ごく自然に横にいる生活を送ってるわけですね)
「その石は、ずっとおまえさんが来るのを待っていたのじゃ」
これが、北山さんが自分の石を見つけたストーリーです。
ホントかウソか、なんて話じゃないんです。
そういう世界観を生きるか、生きないかという問題なのです。
そんな北山さんが、石の力について語りまくった本がこちら!
『パワー・オブ・ストーン―石の力と力の石』
北山 耕平
荒地出版社
いわゆるパワーストーン系の本とはまったく違います。
石の神秘な性質と、どうやって石と交流を持つかが語られてます。
ネイティブアメリカンに興味を持つ人にもオススメです。
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