シーズン2 続けるつもりはなかったのに
約一年ぶりの更新。するんじゃない
もうすぐカクヨムコンの季節。私もいろいろ書き溜めたり、いろいろ宣伝しないといけないなあと、なにを書こうかとスケジューリング考えていたところで、それらを全て壊す出来事があった。
私は椎間板ヘルニア持ちであり、去年は半年間本当に苦しんだ。痛いよう、眠れないよう、寝がえり打てないよう……。
しかし、春になったと同時にふっと消えてしまった。痛みが。
なんでや。なんもしとらへん。なんでや。
とりあえず、日常生活に戻りつつも、「また急にぎっくり腰で倒れたら嫌だなあ……」と震えながら生活していた。
冬から春までは、本当に元気だった。
映画見たいものがたくさんあると、途中で倒れてしまわないようにと移動の楽な席を確保して、いそいそと映画に行く日々。
とりあえずラジオ体操でえっほえっほとしていた。
肩からバキバキと聞こえてはいけないような音が聞こえるけれど、それは聞こえないふりをした。私の肩を叩いたり揉んだりするたびに「タイヤ?」「鉄板?」「人間のする音してない」と言われるけれど、まあ体がガチガチなんだなと思っている。
そんな中。
夏にやたらと尻が痛いことに気が付いた。尻が痛い。前にぎっくり腰で倒れたり、椎間板ヘルニアで倒れたりしたときも、尻が痛かったような気がするなあと思い、とりあえず尻を揉んでいた。これなんだろうなあ。
そうこうしている間に、やけに腰が痛くなってきた。左側が足の爪先から尻までむっちゃ痛い。
さすがにこれは駄目だと、行きつけの整形外科に出かけていく。ところで、地元の整形外科のソファの座り心地はあまりよろしくない。
腰痛いようと思って座り込んでいる中、ようやく呼ばれてよたよたと行く。
「腰がむっちゃ痛いです」
「ヘルニアの炎症ですねえ。とりあえずけん引しましょうか」
「あ、はい……」
ところで、私の骨は物理的に曲がっている。
小学校のときは「まあいっか」と見逃されていた骨のゆがみが、現在の私を苦しめているのかと思うと、なかなかに悲しいものがある。
そして私。中学時代からふみゅふみゅ泣きながらけん引されていて、全くいい思い出がないことを、痛みと共に思い出したのだった。
足を繋がれ、それを思いっきり引っ張られる。
元々曲がっている骨を真っ直ぐ矯正しようとして引っ張ったらどうなるのか。
そのとき私は思い出した。
骨を引っ張られたら、むっちゃ痛いということを。骨のミチミチギチギチという痛みを。痛い。痛い。むっちゃ痛い。痛い。やめて。泣く。泣いてる。
けん引で思いっきり引っ張られたあと、電気治療で、腰に電気を流され、それをボケェという顔で受けてから、ヘロヘロになって帰っていく私。
けん引行かないとなあと思いつつも、美容院行ったり、なんかお金を使わないといけなかったりで、痛かった思いと共に整形外科に足が向かなくなっている中。
とんでもないことになったのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます