4年生 3

恋人同士になった。

それが何を正当化したのか、当時の私は一先ず納得したんだろう。


学校で彼氏の話題が出ると最初は居ないと言って誤魔化していた。

秘密の恋人同士というのもあったけど、何となく人に言ったらダメだろうと思っていた。

バレたら怒られるという思いはあったけど、何が悪いのかは分からなくて、でも赤ちゃん出来る事をしてる事が普通じゃない事には何となく気づいていた。


それでも、どうやめれば良いのかは分からなかった。

今まで普通にしてきた事を急にやめるのは不安だった。

アレックスに嫌われるかもしれない、嫌な事があった時にどうやって忘れれば良いのか分からない。

何より触れ合ってる間の温もりが無くなるのが怖かった。


父に触れられるのは殴られる時かその後の酔っ払って「お前が大事だから怒るんだからな」と嘘っぽい言葉を言う時くらいだった。


そう、父の彼女が来てから父とお風呂に入る事もなくなったのだ。


と言ってもほとんどアレックスと入ってたから父と入ってたのは週に1回か2回くらいだった。


アレックスの家にいる時は未だにアレックスとお風呂に入っていた。


人との触れ合いはほとんどアレックスだけだった。


私が風邪とかで寝込んだ時以外はほぼ毎日だった。

何も無いとあれ?今日はしないの?と思ってしまうくらいにはその生活が普通だった。


だから急に悪い事なのかも?と思ってもどうすれば良いのか分からなかった。


前よりしっかり隠さないと!と思いながらもずるずる過ごしていた。


冬の初めくらいだったか…

いつも通りお風呂に入ってると「ジュリもここにうっすら毛が生えてきたね、可愛い」と言われた。

私は何だか恥ずかしくて「毛あるの嫌だ…」と言った。

すると「可愛いと思うけど、ジュリが嫌なら剃ってあげるよ」そう言われて、キッチンにつれて行かれた。シンクの横に座らされて「動いたらダメだよ、足広げて」と言われソコを剃刀で剃ってもらった。

「ツルツルも可愛いね」そう言ってアレックスは綺麗に剃り終わったソコにキスした。


それで終わるわけなくてそのままそこで最後までしてしまい、体が冷えた私をアレックスはまたお風呂に入らせた。


お風呂から出るといつものマッサージ。

何となく今日はこの後もするんだと分かるようになっていた。


最近は一日2回も珍しくなかったから、マッサージされながらアレックスを見てたらアレックスの一部がしっかり硬くなっていた。やっぱり。

私は当たり前に手を伸ばしてアレックスにもマッサージをした。

口でして、アレックスがおいでって言うとその後はアレックスが言った体位で最後までする。


秘密基地は少し狭く感じる様になっていたので最近はベッドかソファーの上が多かった。

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