3年生 2

夏休みの少し前に信号待ちをしてたら痴漢された。


状況も分からずただ驚いて立ち尽くしていた私を近くで工事していたおじさんが交番に連れてってくれて、

色々説明してくれた。


父が呼ばれ何故か私は怒られながら家に帰った。


なぜ怒られたのかは分からないが、しばらくは出かけるなと言われて行っていいのは学校とアレックスのところだけだった。


次の日学校に行くと保険室の先生に呼ばれ色々聞かれた後「ジュリさんは体が大人に近づいてきてるからブラジャーを買ってつけた方がいいよ」と言われた。


父に言うのが怖くてアレックスに話したが珍しく

「それはお父さんに話した方が良いよ」と言われた。

仕方なく父が機嫌の良さそうな週末を狙って話をすると怒られなかったが、明らかに不機嫌になった父に

「お前は金ばっかりかかるな」と言われ、お金を渡された。

自分で買いに行けという事なんだろう。


私は近くのショッピングモールに行ったが種類が多くて分からないまま困っていた。

買わずに帰れば怒られるかもしれない。

そう思うと帰れなかった。


自転車で家の近くまで戻るとアレックスがコンビニに居た。

私はアレックスに困ってる事を伝えた。

すると「一緒に行ってあげる」と付いてきて選んでくれた。


アレックスは私の好みも知っているから選んでくれた物に文句はなかった。

これで父に「お前はそんな事も出来ないのか」と怒られずに済む。私はその事にホッとした。


家に帰ると父は出かけていた。

多分またパチンコだろう。


私はお釣りとレシートを机に置いて、アレックスの家に行った。


ブラの付け方を教えてくれたのはアレックスだった。


「可愛いね、お人形さんみたい」と試着して見せたら褒められた。


しばらく下着姿の私を眺めていたアレックスだったが、「お人形さんみたいなジュリちゃんを気持ちよくしたいな」と言ってベッドに連れて行かれた。


その日は下着をつけたまま色々した。


いつもすぐに拭いてくれるから気づかなかったが、下着はベタベタでとても着てられなかった。


アレックスに「下着つけたままはベタベタで気持ち悪い」言うと今度からはなしでという事になった。


「中から溢れてくるのを見れる方が僕も好き」とアレックスは言っていたが私にはよく分からなくて首を傾げてると今度分かるように見せてくれることになった。


その事を後悔したのは次の日だった。


アレックスが姿見をベッドの前に置いて最初から最後まで見えるようにしたから。


初めて私は恥ずかしいと思った。

アレックスとsexしてるのを見たからじゃなくて、自分の中からアレックスが出した白い液が出てくるのを見たからだ。


おもらししてるみたいで嫌だ。


そういう私に「ジュリちゃんは何しててもお人形さんみたいに可愛いから恥ずかしくないよ」とアレックスは何度も言ってキスしてくれた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る