2年生

私が2年生になった頃にはその生活が普通になっていた。

学校から帰ると自宅のお皿洗いとテーブルを拭いて、掃除機をかける。

それが終わったらアレックスの家に行って学校の宿題をして、アレックスに出された宿題もして、それから遊びに行く。

同級生のなっちゃんは数少ないお友達で毎日の様に一緒に遊んでいた。

父はお小遣いだけは毎日くれていたのでそれでお菓子を買ってなっちゃんの家に行って遊んでいた。

なっちゃんの家にはシルバニアファミリーのお家とか、リカちゃん人形がたくさんあってとても楽しかった。

夕方まで遊んでアレックスの家に行って、ご飯を食べてお風呂に入って、マッサージしてもらって、合間にテレビを見たり遊んだり、マッサージの時に気持ちよくしてもらう事も多かった。

そんな毎日だった。


ある日、なっちゃんの家での話をアレックスにすると「ジュリちゃんもほしいの?」と聞かれた。

「にゃーん」と頷くとアレックスは少し考えてから「ジュリちゃんが僕のお願いを聞いてくれるなら買ってあげる」と言った。

「何をするの?」と聞くとアレックスは秘密基地に入って服を脱ぎはじめた。

私はマッサージかなと思って自分も脱いだ。

「ジュリちゃん良い子だね、言わなくてもわかるなんてすごいね」と言ってキスしてくれた。

私は嬉しくてアレックスに抱きつきながらたくさんキスをした。


今思えばおかしな事しかないのだけど……。

当時の私には分からなかった。


たくさんキスをした後アレックスは私の手を自分の体に触れさせながら「いつもジュリちゃんが気持ち良くなるみたいに僕も気持ちよくなっても良い?」と聞いてきた。

私は「にゃん」と頷いてアレックスに教えられるままアレックスの体に触り続けた。

硬くなってるそれに触る事はほとんどなかったので最初は恐る恐るだったがアレックスが喜んでるので、嬉しくなった。

「上手だね、すごく気持ちいいよ」とアレックスは何回も褒めてくれてキスしてくれた。

少しするとアレックスは見ててと言って自分でそこを掴んで動かして白い液を反対の手に出した。


初めて見るそれに私はびっくりしたが、アレックスが笑顔なので怖くはなかった。

「舐めてみて」とアレックスがその白い液を私の口に近づけてきた。

私は素直にそれを舐めたが変な味がすると顔を顰めた。アレックスは「そのうちなれるよ」と笑って自分もその白い液を舐めて見せた。

それからアレックスがお願いした時は私がアレックスにマッサージをするとシルバニアファミリーやリカちゃん人形を買って貰える事になった。


毎日の様におもちゃが増えて私はすごく嬉しかった。

アレックスにマッサージするのは少し大変だったけど、私が服を脱いでマッサージするとアレックスが白い液を出すのが服を着ている時よりも早いとわかったし、アレックスが私にマッサージした後だともっと早い事に気づいた私はその時を選ぶようになった。


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