5.面白いかどうかわからなくなったらチェック

 つまり、面白いかどうかってのは「3行でアピールできるか」ってことなんですよ。やってみましょう、3行で。3行っていうと抽象的なんですが、要はね、Twitterでアピれるかってことです。そんなSNSは邪道だから使いたくないぜ、とか、宣伝は気が引ける、とか言う方は、そのメンタリティと「読まれたい気持ち」をしっかり見つめなおしたら良いと思います。何が何でも読まれたいというのなら、とにかく動き続けるしかない。それが成功しようが失敗しようがどうでもよくて、とにかく「名前を売る」ことが必要なんです。飛び込み営業のようなものです。


 飛び込み営業をするといったって、徒手空拳無為無策で突っ込むわけじゃないですよね。資料作って、3分・5分で商品やサービスの魅力を伝えられるように練りまくりますよね。私もコールセンター勤めが長かったので、その辺は良く承知しています。3分話を聞いてもらえれば御の字。そこから先に興味を持ってもらえるかどうかっていうのがテクニックーーつまり作品そのものの魅力であり、作品をアピールする力です。それがオンライン上では140文字未満でサクッと魅力が伝えられるかどうかっていう話なんです。


 自作品が面白いかどうかわからなくなったら——とにかく1つのツイートでできる範囲で作品の魅力が語れるかをチェックしてみてください。というか、語られるようにしてください。これができるようになったら、この症候群シンドロームは快方に向かいます。


 と、好き放題書きましたが、次でざっくりまとめます。

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