自分の作品が面白くないんじゃないか症候群
1.今書いてるこの作品、面白いの? 症候群
突如発症するこのシンドローム、「自分の作品が面白いかどうかわからなくなってしまう」症状。なんか書き続けているけど、面白いかどうかわからない。誰かに「面白い」と言われても、いまいちそうと信じられない猜疑的な気持ちが表れる。そもそも「何が(自分にとって)面白いのかわからなくなる」「自分には面白いけど、他人から見たらどうなんだろう、超不安」そんな症状。
覚えありますよね? ありますよね??? ていうかあるからこの記事読んでるんだと思います。
ええ、私もしょっちゅうでした。というか、思わなかったことがないです。たぶん。
そして書き終わってしばらくしても「何が面白いのかわからない」と頭を抱えることもしばしば。書いてる途中なんてもう当たり前のように「ここ、冗長すぎやしないか」「ここ読む人いるのか?」「ダルくね?」などといつも頭を掻きむしっていました。いや、ほんと。私を知ってる人には、当時私がサクサク書いていたように見えたかも知れませんが、一人悶々と苦しんでいたりもしたんですよ、いやほんと。
でもね、こんなことは考えても仕方ないと思うんですよ。自分が面白いと思う方向を定めて、そっちに突っ走る以外は。「自分にとって面白いって何?」という疑問を常に持って、それを明確にしておくこと……を忘れるとブレッブレになります。ブレてると「面白いかどうかわからない」以前に「なにが面白いと言える要素なのかわからない」になっちゃいますから。
端的に言うと、作品の面白さとかいう漠然としたデカイ主語で語るようなものではなくて、「自分が読者だったら、この作品に何を期待するだろうか」という分析的観念ですね。それをもっておくこと。そこが自分にとって明確でなければ、修正すればするほどドツボにはまります。だって、自分の中での基準がなかったり崩れたりしてるわけですから。
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