君とまた星降る夜に出会えたら

星を見にきた。

「君は誰…なの…?」

自然と涙が溢れてくる、また脳裏によぎった。


8月??日

『泣きたい時は思いっきし泣いて精一杯の笑顔をみせて、笑ってくれれば私は嬉しい。』

「思いっきり…」

『うん、思いっきの笑顔で笑って!』


やっと思い出した、彼女の名前を。彼女の名前は…


『久しぶりだね、海。』

「…星奈?」

『あぁ、やっと会えた、会いたかったよ海』

彼女はポロポロ泣き始めた。彼女が言ってたことを思い出す。

「星奈、言ってたよな。泣きたい時は思いっきり泣いて精一杯笑えって」

『うん、』


神様は残酷なんかじゃない。自分達で運命を引き裂いていたんだ。

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