第132話 ダンジョン攻略②
特級ダンジョンの初戦は難なく勝利して、さらに奥へと進んで行く。10層からなるダンジョンの1層目なので、出現する魔物は
「ねぇ、
「おぉ、あの動きに適応できるの?OK、師匠は外した時のフォローをよろしく!」
「判ったよ。あれを捉えるとか信じ難いけど、やってみる価値はあるね」
2人とも半信半疑な様子だけど、私には自信があった。その理由は、『ピョンピョン』と跳ねるように移動するけど、両足で跳ねる時と片足で跳ねる時があって、両足で跳ねる時は前方への高速移動のみで、片足で跳ねる時は通常速度の移動になる。さらにサイドステップを踏む時は、進行方向と逆の足で着地して、残りの足を横に振って反動をつけているからだった。そして、チャンスは直ぐに訪れた。
「ん、
「OK、師匠フォローお願いします」
「任せな」
お母さんの言った通り、
「
私が理法を放つと、前の
『バシュ!』
「ギャフ……」
直撃を確認してから、右に移動した
「やっ!」
『ズバンッ!』
両足て踏み込んで突っ込んでくる
「ふぅ~、上手くいったね!」
「す、凄いよ!あの変則的な動きを、完璧に捉えるなんて本当に凄いよ!」
お母さんが私に近寄ってきて、頭を『ワシャワシャ』と撫でながら褒めてくれたので、
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