掲示板回&ハデスside


探索者ギルド公式新人探索者桜乃みらいについて語るスレ


1:名無しのさくらんぼ


ここは最近探索者となった配信者桜乃みらいちゃんと一緒に探索者となったシェルフちゃんについて語るスレです。

荒らし、晒しは厳禁、発見次第即座にブロック&通報します。あと最古参のあの人が見てると思いますので敵に回したくなかったら気を付けましょう。

皆仲良く推しについて語り合いましょう!



643:名無しのさくらんぼ


いやー…今日の配信は濃かったねぇ…


644:名無しのさくらんぼ


みらいちゃんの配信というかクロウさんの配信って感じだったけどね


645:名無しのさくらんぼ


それな。まああの人もそこらへん不本意だったみたいだけど


646:名無しのさくらんぼ


そもそもなんであんな配信になったん?


647:名無しのさくらんぼ


もともとクロウさんがあそこのダンジョンに用事があったらしい。それをギルマスが強引にみらいちゃん達を連れていかせて配信させたとか


648:名無しのさくらんぼ


なんでそんなことを…。いや、まああの内容見たら正しかったんだろうなとは思うけどさ


649:名無しのさくらんぼ


クロウさんもかなり不服だったみたいだね


650:名無しのさくらんぼ


そりゃそうよ。あの人みらいちゃんの配信で目立つの嫌うし(ギフトはめちゃくちゃ投げるけど)ああやって出番食いかねないのは好まないだろうし、そもそもリスクが高すぎる場所に連れていく事自体意外だからね


651:名無しのさくらんぼ


だよねぇ。それだけギルマスの権限が強いのか、それとも…


652:名無しのさくらんぼ


みらいちゃんにおねだりされたか


653:名無しのさくらんぼ


そっちでしょ。あの人みらいちゃんのお願いなら大抵叶えるだろうし


654:名無しのさくらんぼ


みらいちゃん、結構頑固だしねぇ…


655:名無しのさくらんぼ


やると言ったら退かないからね…、あの押しには勝てんよ…


656:名無しのさくらんぼ


それはそれとして今回の配信でわかったことってなんだっけ?いろいろとありすぎてよくわからんくなったんやが


657:名無しのさくらんぼ


とりあえずリストアップ


クロウさんが実は三十年ほど前にあった嬰児ダンジョン遺棄事件の生き残り。

クロウさんが実はフェンリルに育てられており、その後ギルマスに拾われていた。

そのフェンリルが隷属化させられた状態で出てくる。そしてそれを解除するクロウさん。

ボス部屋にて謎の男「探究者」が出現

探究者によって混ぜられたクロウさんの兄と姉である狼が登場。

ブチギレたクロウさんが魔力解放状態で二匹を分離&救助。

即座に新たなN級魔物である『冥王:ハデス』登場。尚一方的にボコられる。

その後追加でN級魔物『九尾:タマモ』『不死鳥:フェニックス』『鬼神:阿修羅』『獄龍:ニーズヘッグ』が出現、なおクロウさんと拮抗状態になる。

S級探索者である4人『双氷の剣士:霜崎流華』『異次元の弓姫:弓親遥』『撃砕の拳闘士:剛川傑』『瞬雷の貴公子:速川雷亜』登場。

最後の一撃を決めるためにクロウさんがために入るところにハデスが強襲、強力な攻撃を叩き込もうとしたところをみらいちゃんが魔銃の魔力を全部使った攻撃フルバーストでその攻撃を妨害。そしてクロウさんの大技『多重魔法陣三十式『天之瓊鉾あまのぬほこ』』にてハデス達を撃退。逃走されるが、大きなダメージを与える。

フルバーストによって銃身が溶けた魔銃をさらっと時空魔法でもとに戻す。


こんな感じ


658:名無しのさくらんぼ


情報量えぐくね?


659:名無しのさくらんぼ


むしろこれをさっと出せる当たりすげぇ…


660:名無しのさくらんぼ


俺自身情報整理したくてメモってたんよ。終わってから見直したら頭抱えたが


661:名無しのさくらんぼ


それはそう。にしてもハデス達逃げられたんよな。また来るよな?


662:名無しのさくらんぼ


そりゃ来るだろうな。目的はよくわからんが


663:名無しのさくらんぼ


何も言ってなかったっけ


664:名無しのさくらんぼ


聞く前に戦闘になったからね…


665:名無しのさくらんぼ


クロウさん…せめて情報収集を…


666:名無しのさくらんぼ


それやろうとして記憶抽出魔法とかいうよくわからんもんやってなかった?


667:名無しのさくらんぼ


どうせ話さないだろうから殴り倒してから記憶抽出して手に入れようというパワープレイ


668:名無しのさくらんぼ


尚あの人しかできない


669:名無しのさくらんぼ


というか、記憶抽出魔法とかもだけど、時空魔法もあっさり使っていたけど、あんな簡単にできるん?


670:名無しのさくらんぼ


いや、まず無理。というか時空魔法なんて机上の空論言われてたものよ。あんなあっさりできるあの人がおかしいんよ


671:名無しのさくらんぼ


まじかぁ、あんなあっさり使ってるから少し気になってたんだが…


672:名無しのさくらんぼ


一応理論として確立しているし、魔法陣もできているんだけど、その精巧性と必要な魔力の膨大さからまずそうそう発動することはできないと言われている。それをあの人は全く問題ないレベルで改良、簡易化させて膨大な魔力は素のスペックで補ってる。文字通り化け物よ


673:名無しのさくらんぼ


そこまで詳しいってことはあなたももしかして高ランク探索者で?


674:名無しのさくらんぼ


まあ、可もなく不可もない探索者よ。魔法とか扱うからいろいろと調べて時空魔法に関しても興味沸いて調べてたんよ。まあ、魔力足りなくて発動する事すら不可能だったが。それゆえに一応魔法陣に関してはそれなりに知識はあるよ


675:名無しのさくらんぼ


そんなあなたから見たクロウさんの魔法陣はどうですか


676:名無しのさくらんぼ


何をどう考えたらあそこまで簡易化したうえで効果増幅できるのか、その上複数重ねることができるのか。全く理解できないレベルで高次元。ほんとあの人どんな思考してるの


677:名無しのさくらんぼ


クロウさんだからなぁ…


678:名無しのさくらんぼ


そのセリフの万能感よ。でも、クロウさん大丈夫かな


679:名無しのさくらんぼ


というと?


680:名無しのさくらんぼ


ほら、魔力解放状態だっけ?あれ、故意に起こしてたみたいだけど、魔力暴走と同じ状況なんでしょ?あれって魔力放出しすぎて最終的に死に至るよね


681:名無しのさくらんぼ


あー…でもクロウさんなら大丈夫なんじゃね?あの人がみらいちゃんの前でそんな事するとは思えんし


682:名無しのさくらんぼ


本人自体も気にしてなかったしね。気を失うとは言ってたけど


683:名無しのさくらんぼ


気を失って必要魔力が回復したら目が覚めるって感じでしょ。それが終わったら情報精査かな


684:名無しのさくらんぼ


そうなるかねー。どれだけ情報開示されるか…探究者とかいうやつの情報も何もわからんからねー


685:名無しのさくらんぼ


まあ、何かあってもクロウさんがどうにかするでしょ。みらいちゃんが安心して配信続けるためにあの人がこの案件を放置するとは思えないし


686:名無しのさくらんぼ


だねー。もう正体もほとんどわかってるけど、あの人が動くなら何とかなるだろうっていう謎の信頼感がある。


687:名無しのさくらんぼ


なお行動原理


688:名無しのさくらんぼ


まあ、わかりやすいのは良いことだから…


689:名無しのさくらんぼ


いいのかなぁ…





とあるダンジョンの奥底。

暗闇広がる空間でろうそくの火が揺れている。

その揺らめきが大きくなると共に唐突に空間にヒビが入り、そこから巨大なニーズヘッグと共にハデス達が転がり出てくる。


「く…クソッ…!」


ニーズヘッグの巨体すらもすべて出てきて割れ目が閉じると、ハデスが悔しそうにうめく。


「まさか人間があそこまで力をつけとるなんてぇ…完全な予想外でしたなぁ~」

「どうすんだ?あいつら倒せないと俺達の目的だって達成できねぇだろ」


タマモと阿修羅も満身創痍といった様子でつぶやく。ニーズヘッグはその巨体故にクロウの攻撃をまともに受けているのでダメージが大きく、フェニックスは細切れにされたが故の小ささなので自らの回復に専念している。


「いやはや、ずいぶんとボロボロになっていますねぇ」


そんな満身創痍な面々に軽快な声がかけられる。


「貴様は…」

「ああ、私はこれから探究者と名乗りますのでよしなに。それはそれとして…皆さんにお得な情報を提供しようと思いましてね」

「なんだと…?」

「ええ、皆さんがダンジョンコアによって生み出される存在。それゆえに考え付くこともない事」


探究者は怪しい笑みを浮かべてハデス達を見据える。


「ダンジョンコアの使い方…知りたくありませんか?」



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