掲示板回&???side


天谷詩織の配信を見守るスレ22


571:名無しのリスナー

結局あのハイミノタウロスは何だったん?


572:名無しのリスナー

ギルドからの発表だとただのイレギュラーなんだってさ


573:名無しのリスナー

なになに?何の話?


574:名無しのリスナー

>>573 少し前の配信でシオリちゃんがハイミノタウロスと遭遇したんだよ。これその時のアーカイブ

URL


575:名無しのリスナー

>>574 サンガツ、見てくる


576:名無しのリスナー

にしてもイレギュラーに遭遇するとか運が悪かったな


577:名無しのリスナー

強さ的には下のほうと言われててもハイミノタウロスはA級魔物だからな。あの時助けが来なかったらと思うとぞっとするよ


578:名無しのリスナー

そういえばあの助けてくれた人、誰なんだろうね。シオリちゃんがお礼を言いたいって言ってたけど


579:名無しのリスナー

あー、あの見た目クッソ怪しい黒ずくめの人ね。本当に何者なんだろうな。A級魔物をワンパンで倒してたみたいだから、最低でもA級、下手したらS級かL級じゃないかって噂もあるよな


580:名無しのリスナー

一部ではあの人がイレギュラーの原因じゃないかとか言われているがな


581:名無しのリスナー

まあ、あんな見た目じゃそれ言われてもしゃあない


582:名無しのリスナー

にしてももしS級探索者だとしたら誰だろう


583:名無しのリスナー

日本にいるS級探索者って5人だっけ


584:名無しのリスナー

そそ。そのうち配信している人が2人だな


585:名無しのリスナー

顔隠していたし、後ろめたいことしてないんだったら顔出ししたくない他の3人かもしれないな


586::名無しのリスナー

双剣と氷魔法を扱う『双氷の剣士』霜崎流華

拳ですべてを打ち砕く『撃砕の拳闘士』剛川傑

広範囲魔法で周囲一帯を消し去る『殲滅の魔法師』黒川宗谷

配信してないのはこの3人だな


587:名無しのリスナー

うーんこの厨二感


588:名無しのリスナー

ま、まあ本人が名乗っているわけではないですし…


589:名無しのリスナー

その三人としてありえそうなのは剛川さんかな?あの人なら頭殴り飛ばせそうだけど


590:名無しのリスナー

どうだろ?何度かテレビに出てるの見たことあるけど、見た目通りの豪快な人だったからわざわざ姿隠してダンジョン潜るとかしなさそう


591:名無しのリスナー

となると黒川さんのほうかな?流華ちゃんは剣が主体だし


592:名無しのリスナー

見てきた。まじでやばそうだった。シオリちゃん無事でよかった。というかあの黒ずくめの人誰


593:名無しのリスナー

>>594 今その話してるところ。まあA級探索者かS級探索者の誰かじゃないかって話


595:名無しのリスナー

あ、シオリちゃん呟いてる。『助けてくれた人にお礼をしたいですが、あまり目立ちたくない人なのかもしれませんので、必要以上に騒ぐようなことはしないでください』だってさ


596:名無しのリスナー

おっと。んじゃあこの話はここまでだな


597:名無しのリスナー

だな。ファン以外までは止めれんが俺達はここまでにしておこう


598:名無しのリスナー

そういえばシオリちゃん今後どうするんだろ。イレギュラー発生したし、これからしばらくは行くとしてもC級ダンジョンとか少し安全な場所に行ってほしい


599:名無しのリスナー

確かにね。今回は運よく助かったけど次はないかもしれないからな


600:名無しのリスナー

まあ、そこらへんはシオリちゃん次第だろう。俺達は応援するだけだ


601:名無しのリスナー


だな



???side


空が雷雲に覆われたとある場所。

時々迸る雷によって一つの城が照らされる。明らかに日本にはない場所。それどころか世界中どこを探してもこんな場所は見当たらないだろう。

荒野のように荒れた地面。そこに張り巡らされるように伸びているとげ付きの蔓。

それらに囲まれるようにそびえたつ城は荘厳ながらもどこかおぞましさがあった。

そんな城の謁見の間。玉座に一人の男が座っている。

座っているにもかかわらず放たれるその存在感はすさまじく、青黒い肌に頭から生えている二本の角は悪魔を連想させる。そして背中からも同じように悪魔の翼が生えている。


「…連絡はあったか?」


玉座に座る男がゆっくりと口を開き問いかけてくる。


「いえ、ありません。確かにゲートは発生し、転移を見届けましたが、それ以降連絡が一切取れない形となっております」

「こちらから転移先の状況はわかりません。連絡を忘れているのか、それとも何かあったのか…」

「…そうか、もう数日待ち、連絡が無かったらもう一度あちらに転移させろ」

「かしこまりました」

「何があるかわからない。送る人員は貴様に任せるが実力者を送れ。常に連絡を取れるようにしてからな」

「ハッ!」

「新たな世界への侵略の足掛かりだ、ぬかるなよ」

「はい。万全を期しておきます」


その言葉を聞いたのちに男は玉座から立ち上がりその場から後にする。

残った者達もそれぞれ準備のために動き出した。




短くてすいません。掲示板回やってみたかったんです(´・ω・`)

慣れてないからうまくできない…

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