第4話,病院にて...
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「大丈夫かな、このはちゃん。」
コンコン。
「入ってもよろしいかな。」
「ええ、どうぞ。」
「まずはこんばんは。夜霧冴さん。」
「こんばんは。あなたは....」
「
「獅桜さんですか。では、このはちゃんは大丈夫でしたか?」
「大丈夫と言えば大丈夫です。ですが...」
「ですが?.....」
「……いえ、見て貰ったほうがいいかもしれませんね。」
「?」
「見に行きますよ。」
~~~このはの病室前~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ここです。」
「分かりました。」
コンコン。
「このはちゃん、入るわね。」
ガラーー。
「………」
「………」
「これはどういう事ですか?」
「……これは、魔力暴走で引き起こされた症状の1つ。
その中でも滅多に起こりうる事のない性別逆化よ。」
「この症状って何人罹って治ることはあるの?」
「世界で6人だけど一ノ瀬さんで7人目、未だに治ったことはないわ。」
「そうですか......」
「一ノ瀬さんのjobって何かしら?」
「このはちゃんは支援術師だったわよ?どうしたの。」
「…………変わってるわね。」
「え?」
「今のjobは神巫女よ。」
「ほ、ほんとに?」
「ホントよ。はいこれ、jobやらなんやらを写しておいたわ。詳しいことは聞かなければね。」
「本当ですね。これのことはもう伝えたのかしら。」
「まだ起きてないのよ。だからまだね。」
「証明書を作らないとな。」
「出来ていますよ。もう、すでに。」
「早くない?まあ、私は明日の朝また来ますので。」
「では、さようなら。」
「さようなら。」―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
次から話に神様が出るけど良いかな? 教えて~....
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