10手目 助けてくれる仲間がそこに居る。

。o(ふぅおおおおおおお!!)



突如として、胸に熱い何かが込み上げてきた。



。o(俺ならやれる!俺だからこそやれる!)



最高にハイな気分になった!



。o(今までは何だったんだろうか?)


。o(デビュー戦で魔ジんをやっつけ、死を乗り越えた自分こそ、最高のヒーローの資質を持つ男だろう。)



ガチ:「先輩!あざっす!俺、次も頑張ります!」


ハレ:「...あ...そう...。」


本拷:「良かった!じゃあ、今後もよろしく!」


ガチ:「ハイ!明日は奉仕活動ですか!?」


本拷:「いや、明日と明後日は休みにするよ!連絡するまでのんびりしていてくれ!」


ガチ:「わかりました!」


ハレ:「...帰りたい...。」



※ナレーション※


説明しよう!


ハレワタールの秘技、‘晴天白日’は、朗らかな歌とキレッキレのダンスをやり切る事によって、目標人物のメンタルを大幅にポジティブにするのだ!

ただし、歌詞を嚙んだり、振り付けを間違えたりしたら発動しない!

また、発動後、ハレワタール自身のメンタルは、「しょんぼり+とほほ」状態になってしまう!


※ナレーション終わり※



本拷:「ハレワタールくん!ありがとう!休憩室で横になりたまえ。」



それを聞いたハレワタールは、重い足取りで部屋から出て行った。

その際にボソッと...



ハレ:「私は貝類になりたい...。ミル貝がいい...。」



と、呟いていた。



その後、ヘドロ魔ジんとの戦いの詳細を本拷さんに報告し、意気揚々と家に向かった。

帰りは1時間59分のタイムだった。

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