第19話 【暴君から悪夢への進化】
ある日、俺の元へとんでもない情報が飛び込んで来た。
「なんか、帝國でレジスタンスが大暴れしているみたい」
「へぇ~」
それを聞いたユツキはあんまり関心なさそうだったのだが……。
「どうも帝國を裏切った団長殿がレジスタンスで暴れ回っているらしい」
「えぇっ!」
次の一言で驚愕した。
「なんで団長さんがレジスタンスに入っちゃってるの?」
「……きっと退屈だったんだろ」
「……そうだな。退屈だったに違いない」
俺だけでなくキリエも団長が帝國を裏切ってレジスタンスに参加した理由を正確に言い当てていた。
「た、退屈って、そんな理由で?」
「それは……団長殿だからな」
「そうだな。団長殿だからな」
もう、この一言だけで説明出来てしまうパワーワードだった。
「というか、帝國軍って退屈なの?」
「あの国は戦争のし過ぎで疲弊していたからな。戦争の継続が困難になって小賢しい計画を練っていたようだが、そういう回りくどいのは団長殿の好みではない」
「……単に大暴れがしたい人だからな」
帝國としてはまだまだ野心で大きく動いていたようだが、そのやり方が気に入らなかった団長はさっさと帝國に見切りをつけてレジスタンスとして帝國に大打撃を与える道を選んだらしい。
「疲弊していると言っても帝國相手なら存分に暴れられると思ったんだろうな」
「団長殿の考えそうなことだ」
「…………」
団長とは浅い付き合いだったユツキは絶句している。
「それって……大丈夫なの?」
「動くのに支障が出るような怪我をしたら、また俺のところに来るだろう」
ユツキは団長に命の危機があるのではないかと聞きたかったのかもしれないが……。
「あの人のことを心配するなんて、それこそ無駄の極みだ」
「同感だ。団長殿の心配とか、するだけ時間の無駄だ」
どうせ、どんな戦場でだって笑って暴れ回り、ケロッとした顔で帰ってくるのだから。
「うぅ~ん、ある意味凄い信頼だなぁ~」
俺とキリエだけでなく、団長を知っている奴なら大抵は同じ感想を持つだろう。
「なんせ腕一本千切れたのに全く変わっていなかったからな」
「…………」
流石のユツキも絶句していた。
その後、どうやら帝國は本気でレジスタンスを潰す為に動き出したらしい。
「これって、団長殿が一番喜びそうな行動だよな?」
「……愚かな」
団長にとって歯応えのある戦場というのが大好物なので、帝國の対応は大歓迎というところだろう。
今頃、帝國軍は団長に盛大に食い荒らされているに違いない。
◇◇◇
数週間後。
「ごきげんよう♪」
身体がズタボロになった団長が御機嫌に俺の診療所を訪ねて来た。
右腕どころか、体中で無事な個所を探す方が難しいという有様だ。
「……楽しそうですね」
「勿論。わたくしは今を生きる為に生まれて来たのかと思っておりますわ♪」
「そっすか」
ともあれ団長の治療を開始する。
「うふふ♪ これでまだまだ長く楽しめそうですわ」
「…………」
損傷個所が多過ぎるので少し治療には手間取ったが、問題なく身体を治すことには成功した。
ぶっちゃけ、賢者の石がなかったら俺でも完全には治すことは出来なかったかもしれない。
「一応、薬も持って行ってください。治療班の連中がいないので完全には治せませんが、飲んだり掛けたりするだけでも効果はありますから」
「ありがたくいただきますわ」
そうして俺から治療を受け、薬を受け取って――団長は意気揚々と次の戦場へと戻っていった。
「なんか、団長さんって聞いていた以上に凄まじい人だったのね」
「俺もあんなに楽しそうな団長殿を見たのは初めてだったよ」
傭兵時代には団長が出ると危険度が増すので、なるべく団長は出さないようにするというのが俺とキリエの基本方針だった。
そういう意味ではレジスタンスとして帝國軍と毎日のように命懸けの戦いをしている今の方が充実しているということなのだろう。
俺はそんな修羅な生活はごめんだけど。
「おまけに負傷してもあなたに治してもらえるから、帝國軍じゃ団長さんを抑えることも難しいのね」
「……そうなるな」
そう聞くと俺も帝國にとって厄介な相手に聞こえるから不思議だ。
「前からずっと貴様は厄介な奴だと思われていたぞ」
「……そんな馬鹿な」
傭兵時代、俺がやっていたことなんてキリエと組んで先陣を切り開くか、負傷した団員を治療して即座に前線に送り出していただけなのに。
「十分に厄介なことをしていると思うよ」
「ユツキまで!?」
どうも俺って自分で思っているより厄介な奴だったみたいです。
◇◆◇
一方で、その帝國では……。
「なぁ。俺……夢でも見ているのか?」
「ははっ。早く目を覚まそうぜ」
帝國軍に動揺が広がっていた。
「しっかりしろぉっ! 現実逃避している場合じゃねぇんだぞ!」
「だって、だってぇ!」
帝國軍からすれば先日、やっと戦場で大暴れしていた化け物を瀕死の重傷に負いこんで撤退させることに成功したばかりなのだ。
「あの作戦の為に仲間が数百人も犠牲になったんですよ! それなのになんで……!」
帝國兵の視線の先。
「あははははははははぁっ! きゃぁはははははははぁっ!」
狂ったように笑いながら帝國兵を蹂躙する元気な化け物がいた。
「なんで、あの化け物が復活してるんですかぁっ!」
「知るかぁっ! 俺が聞きたいくらいだわ!」
「そもそも、なんであの女は帝國を裏切ったんだよぉ! 多額の報酬が支払われていた筈だろうぉ!」
「だから知るかよ! 俺達に化け物の考えが分かる訳ねぇだろ!」
「きゃぁははははぁっ! た~のしぃ~っ!」
そんな会話をされる先では《
「死ねぇっ!」
そんなカルミナに対して空中から襲い掛かる影があった。
「あ」
それを眺めていた帝國兵の1人が呆気に取られた声を上げた。
だが、それは決して好意的な解釈ではなく《馬鹿、止めろ!》というニュアンスの声だった。
「ふんっ!」
カルミナは大地を砕くレベルの力で地面に足を叩きつけ、その反動ですさまじい勢いで上空に飛び上がると……。
「しょー●ゅーけーん!」
「ぐぼほぉっ!」
空中から襲い掛かった敵の胴体に拳をめり込ませ――そのまま頭まで一気に引き裂いて即死させた。
もしもクルシェがこの光景を見ていたなら、『いや、それ、そういう技じゃねぇから!』とツッコミを入れていただろう。
右腕がなかった頃なら兎も角、今のカルミナに死角はない。
だが、それを理解しない者が多いのか、空中に飛び上がったカルミナに対して複数の人影が空中に飛び上がって襲い掛かる。
「馬鹿っ! 止めろぉっ!」
今度こそ知っている帝國兵は叫ぶ。
「きゃはっ♪」
結果、カルミナは笑いながら――身体を空中で高速回転させた。
「ぎゃぶぅっ!」
「ほぎゃぁっ!」
それは、まさに竜巻のような旋風脚だった。
名前は同じでも三風使いが使っていた物とはレベルの違う旋風で、空中で接近した敵をバラバラに引き裂くトンデモ威力だ。
もしもクルシェが――以下略。
この一連の格闘ゲーム的空中コンボを考案したのは、言うまでもなくクルシェ=イェーガーである。
考案した本人は、あまりの残虐技になっているのを見てドン引きしたが。
「くそっ! くそくそくそぉっ! この間の負傷はどうしたんだよ! なんで治ってんだよぉっ!」
帝國兵が泣き言を漏らすのも仕方ない。
数百人の仲間を犠牲にして、やっとのことで致命傷を与えた時は仲間と泣きながら喝采したのだ。
その負傷が、いつの間にかなかったことにされているなど納得出来るわけがない。
「まさか、聖女が治したのか?」
「ありえん。聖女は完璧に帝國の監視下にある。あの化け物が聖女の元に姿を現せば直ぐに報告が来るはずだ」
あの重傷を短期間で治すことが出来るとしたら聖女だけだと考えた帝國兵は、直ぐに別の帝國兵に否定される。
「それなら誰が治したって言うんだよ!」
「そんなの、聖女じゃないなら1人しかいないだろうが!」
「…………」
そう。帝國が把握している範囲で、そんなことが出来る者は聖女を除けば1人だけだ。
「聖脚の後継者、千脚か! 余計なことをしやがってぇっ!」
「ぶっ殺してやる!」
こうしてクルシェ=イェーガーは帝國兵から無駄にヘイトを集めることになったのだが……。
「きゃぁははははははっ!」
「ひぃっ!」
「た、助けてくれぇっ!」
それはカルミナ=ブレイズから逃げ切れたら、の話だ。
その後も帝國兵は容赦なくカルミナに蹂躙され続けたが……。
「あ」
またも多大な犠牲を出した結果、ついに1本の矢がカルミナの右肩の深く突き刺さった。
結果、カルミナの右腕はダランと垂れ下がり動かなくなった。
「やった。やったぞ!」
仕留めたわけではないが確実に動きを制限させる損傷を与えたことで帝國軍は盛り上がり……。
「よいしょ」
『…………』
カルミアが傷口が広がるのを無視して躊躇なく矢を引き抜いたのを見て沈黙が広がった。
「さてと」
ついでにカルミナが何処からかビンを取り出して中身を傷口に振りかけるのを黙って見ているしかない帝國兵。
そうして空になったビンを投げ捨てたカルミナは――損傷した筈の腕をブンブンと元気に振り回した。
「うん。流石はクルシェ君ですわ。きゃはっ♪」
結果、カルミナはあっという間に完全復活してしまった。
「あ、悪夢だ」
戦場で大暴れして多大な被害を出した上、致命的な損傷を与えても短時間が復活してくる化け物。
この瞬間、カルミナ=ブレイズの2つ名は《
勿論、キリエのような皮肉を込めた2つ名ではなく、恐怖と脅威度を更新させたことによって付けられた悪名としての2つ名だ。
◇◇◇
何故か遥か遠くの帝国領から怨念のようなものが届いた気がする今日この頃。
「例の新型の影響は大分薄れたみたいだな」
「そうだね。患者さんも大分少なくなって来たね」
まだ完全にゼロにはなっていないが、診療所に運び込まれてくる患者は日に日に少なくなっていた。
更に俺の開発した薬も効果を発揮しているようで、各地で症状が収まって普通に動けるようになった者も多数いるようだ。
「厄介な罠を仕込まれた新型魔術だったが、対処法が楽で助かったな」
「そのお陰でブラック労働する羽目になったんだけどね」
「……言うな」
もう2度と不眠不休のブラック労働など御免である。
ともあれ、俺の仕事の方は一段落したと思っても良さそうだ。
街の住民を救済したことで俺の診療所に普通に怪我人や病人が運び込まれるようになってしまったが、それは仕方ない。
そうして再び時間を取れるようになったのだが……。
「そういえば九星剣を開発したなら、あれは作らなかったの?」
「あれ?」
ユツキが再び俺の開発した技について蒸し返して来た。
「奥義。九星剣の元になった技って、元々は奥義伝授の試験の為の技でしょ?」
「ああ。あの作者のネーミングセンスが光る奥義のことか」
「そうそう。
「……濁したのに言うなよ」
「あれは再現しなかったの?」
「……それを聞いてしまうか」
本当、ユツキはあの漫画が好きだったようだ。
「勿論、開発しようと試行錯誤はした」
「やっぱり」
「そうして身体強化魔術をフル活用して再現しようと試みたんだが……」
「が?」
「あれって、結局のところ力強い踏み込みから繰り出される超神速の一撃ってことだろ? 特に苦も無く完成したから必殺技って感じがしなかった」
「えぇ~……」
「その気になれば音速を超えた一撃を繰り出せるんだが、残念ならが攻撃後に空気の真空地帯を作ることは出来なかったし、その影響で敵の動きを止める作用も起こらなかった」
「まぁ、それはそうだよねぇ~」
どんなに力強く踏み込んでも出来ないものは出来ないのである。
「でも、音速を超えた攻撃が出来るなら、蹴りで真空波を出すことも出来るんじゃない? 飛●綱って感じで」
「それだと三風使いみたいになるだろ。イメージが悪いからやらなかった」
「あぁ~……」
三風使いの烈風脚は、まさにユツキが言う蹴りで真空波と作り出す技だったので、その弱さを知っている身としては真似する気にもならなかった。
◇◆◇
その頃、噂の聖女セルティオ=アーガスレディアは治療と研究の日々を送っていた。
「聖女様、そろそろお休みください」
「……これが終わったら休ませて頂きますわ」
聖女の護衛に付いている者達も、あまりの聖女の働きぶりに休みを進めてくるくらいだ。
「聖女様は優秀です。最早、聖女様の治癒術に匹敵する者など何処にもいないでしょう」
「……わたくしは怖いのです」
「???」
忖度ではなく、今の聖女の治癒術は世界最高だと思っている護衛の発言に対して聖女は肩を震わせて告白する。
「わたくしが病気の研究を始めてから、まだ僅か5年ですわ。既に先代から引き継いで数十年の蓄積があるクルシェ様との差は開く一方。少しでも手を緩めてしまったら背中が見えなくなってしまいそうで……怖いのです」
クルシェから診察魔術を伝授されて以降、聖女は毎日のように自分を診察して患者との差を細かくチェックしていた。
その差分を記録されたカルテは既にかなりの量になっているが、それでもクルシェが保有するカルテの量と比べれば雲泥の差だ。
それが分かっているからこそ聖女は手を緩めることなど出来ない。
師と崇めるクルシェの背中が見えなくなってしまうことを聖女は何よりも恐れていた。
「聖女様は御立派です」
実際、護衛の言う通り、診察魔術を習得した後の聖女の行動は立派だった。
以前に治療に失敗した者に対して診察からやり直し、改めて治療を行って今度こそは完全に治すことに成功しているのだから。
再治療の際には再び身体を壊してからやり直す必要があったので、聖女の方も精神的負担が大きかったが、それでも聖女はやり遂げた。
お陰で怪我に付いての治療には自信が付いたが、病気に対する治療に関しては兎に角、データの蓄積が必須だった。
この5年で病気の患者に対するデータは大量に蓄積出来たが、怪我の治療と比べるとスムーズに治療出来ているとは言い難い。
なんせ前例のない病気に対してはゼロから研究を始めて治療法を見つけなくてはならないのだ。
(それでも前に進めているのは診察魔術のお陰ですわ)
患者の状態をリアルタイムで知ることが出来るからこそ、治療が前に進んでいると知れてモチベーションが保てるのだ。
(本当にクルシェ様には感謝してもしきれませんわ)
そんなことを思いながら聖女は最後のカルテを書き上げた。
「ぐふっ」
瞬間、聖女の護衛をしていた者が床の上に崩れ落ちた。
「…………え?」
呆気に取られて振り返えった聖女の目に、血の滴る刃を持つ黒い人影が写る。
そして倒れた護衛の心臓からは大量の血が溢れてしまっている。
「弱い。弱いなぁ。聖女の護衛ってわりに弱過ぎるだろぉ」
「……暗殺者」
聖女は直ぐに目の前に人物の正体を看破した。
「正解。まぁ、こんな黒ずくめの恰好をした奴が現れれば阿呆でも気付くわな」
「…………」
聖女としては暗殺者を無視して倒れた護衛の治療に走り寄りたかったが、そんな隙を暗殺者が見せてくれるわけもない。
「それで、どんな気分なんだ? 情けない護衛を倒されて、これから殺される気分っていうのはさぁ」
「…………」
そいつは暗殺者というにはお喋りで無駄な行動の多い男だった。
けれど弱いとは思わなかったし、逃げられるような隙を見せてくれるとも思えなかった。
「安心しました。どうやら、あなたは暗殺者としては3流のようですわね」
「あ?」
だから挑発することにした。
「本来、暗殺者とは静かに迅速に仕事を終えて、痕跡も残さずに立ち去る者のことです。お喋りで無駄な行動の多いあなたは、技術はあっても暗殺者としては……3流です」
「…………」
それは暗殺者が同僚からよく言われる言葉だった。
同僚の言葉なら笑って聞き流せた言葉だったが……。
「舐めるなよ、クソ女が」
暗殺対象から言われては聞き流すことなど出来なかった。
世の中、無駄にプライドの高い奴ほど挑発に弱く激昂しやすいのだ。
プライドを捨てられない男は確かに暗殺者として3流だったのかもしれない。
「かふっ」
だが腕は本物だった。
激昂した暗殺者は即座に聖女に接近して、その腕で聖女の身体を貫いた。
「ちっ。くだらない挑発に乗っちまった」
聖女の身体の中から何かを抜き出しつつ、聖女の身体を床にゴミのように放り投げた。
「もっと楽しむ予定だったのに、手早く片付けてちまったな。まぁ、いい。目的の物は手に入った」
そう言って暗殺者の手の中に握られているのはクルシェ達に賢者の石と呼ばれている球体だった。
「あばよ、聖女様。こいつは頂いて行くぜ」
そうして暗殺者は賢者の石を持って立ち去ったのだった。
そうして生きる者の誰もいなくなった場所で……。
「ごほっ!」
聖女が血を吐き出して再起動した。
「はぁ。はぁ。危なかったですわ」
聖女は幾度も自分を診察していたので、当然のように自分の身体の中に異物が――賢者の石が存在することを知っていた。
その石のお陰で聖女の治癒術の効果が爆発的に高められていたということも。
だから暗殺者は力の源である賢者の石を奪ったことで聖女の命を奪ったと思い込んで、その死を確認せずに立ち去ってしまったのだ。
なにより身体を貫いた一撃は致命傷だったという自信があったのだが。
だが暗殺者は忘れていた。
聖女が聖女たる由縁は、彼女が聖属性の魔力を持っていることだということを。
確かに力の源である賢者の石を奪われたことで聖女は弱体化した。
だが、聖属性の魔力を持つ聖女の治癒能力は健在だったのだ。
自分で自分を癒すことで一命を取り留めた聖女は――賭けに勝った。
「護衛の方達は……手遅れでしたか」
聖女は自分の傷を癒すことには成功したが、護衛達は既に息がなく、今から蘇生させることは不可能だった。
「ふぅ」
だが聖女は生き残った。
やはり、お喋りで迅速さもなく、まして対象の死も確認もせずに立ち去った男は暗殺者として3流だったのだ。
お陰で聖女は命拾いをし……。
「あの石がなければ完全に身体を癒すことは出来そうにありませんわ。今は一刻も早く……クルシェ様の元へ行かなくては」
クルシェ=イェーガーに助けを求める為に行動を開始した。
===================================
※おまけ的な強さランキング
S:化け物、規格外と呼ばれる者達。
ここにはカルミナ=ブレイズのような人間から逸脱した者が含まれます。
A:世界最強クラス。
クルシェ、武神、剣聖、聖脚、斬り姫と呼ばれていた頃のキリエなどがここです。
B:最上級クラス。
影狼のクルシェとキリエを除く幹部、他の傭兵団の団長、餓狼の盾を持った幹部2人、更に一国の騎士団長などがここになります。
C:上級クラス。
影狼の1軍がここ。他には傭兵団の精鋭と呼ばれる者もここに含まれます。
D:通常クラス。
影狼の2軍がここ。他の傭兵団における一般団員が含まれます。ベルガもここ。
E:下級クラス。
一般人に毛の生えたような奴がここ。街のチンピラなんかはここに含まれます。
F:一般人クラス。
戦闘とは無縁に生きている人々がここ。特に特徴はありません。
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