設定
人物設定
※本日2話(後日談+人物設定)更新(2/2)
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◇メリーちゃん(都市伝説/メリーさん)
気付けばメリーさんになっていた元女子高生。
白いワンピースに、同じく白いサンダル。
腰まである黒髪に、おかっぱ頭の似合うパッと見で小学生くらいの女の子。
控えめに言って美少女。
基本的に"電話を掛けて名乗った相手"以外には認識されない。一応、配信越しでのコミュニケーションは可能だが、その場合は電話と違い、実際に会っても認識されることはない。
最近の趣味は動画、及び配信を見ること。
人を驚かせるヒントが無いかと見始めたらうっかりハマった。
◇
それなりに売れているイラストレーター。御人好し。
突飛な出来事にも持ち前のオタク精神で順応していく。
オタク文化には広く浅いタイプ。ただし好きなモノには頭までどっぷり。
人の悲鳴と可愛い物が好き。可愛い女の子はもっと好き。
趣味で同人誌などを出していたが、その際、ストーカー被害に遭う過去を持つ。
警察に相談し被害が酷くなる前に解決。剣持警部はその時に担当していたので顔見知り。
配信は人間関係のリハビリも兼ねて始めた。
◇剣持(警部)
△△署の警部。
数年前、絵茉のストーカー事件で当時の部下と共に担当した。
それなりに人望はあるのだが、同時に『この人は放っといても大丈夫だろう』と、雑な扱いをされることも多い。絵茉の部屋を訪ねた際も、部下は誘拐事件に取られ剣持は一人放り出された。
超常現象などは基本的に信じていないが、自分の目で見たモノを信じないというような狭量な人物でも無い。メリーちゃんのことも、自身の体験から信じることにした。
◇ティスティスちゃん(Vtuber)
カマキリをモチーフにした女性Vtuber。
少しきつそうな見た目と時折見せる優しさのギャップが良いとはリスナー談。
リスナーとのプロレスには定評がある。
モチーフ通りではあるのだが、昆虫食が持ちネタと化している。
本人としては普通におやつ感覚で食べることもあるため、嫌がらせのつもりで勧めているのではなく、あくまでも布教の一環である。好物は蝉スナック。
面倒見がよく、個人Vtuberが集まるチャットでも新人の相談に乗ったり、凸待ちで宣伝させようとしたりと発揮されている。ただし、凸すると昆虫食を勧められるため避けられがち。なのだが、逆に"ネタとして美味しい"と凸してくる勇者もいる模様。
◇花子さん(都市伝説/トイレの花子さん)
もう何年やっているのか、自分で覚えていないくらいの大御所。
基本的に小学校のトイレから動けない為、驚かせるペースが上がらなかったことが原因。
その所為で長く居座ることになり、惰性で過ごしていた...。
—— が、メリーちゃんと出会って前向きになった。
また、メリーちゃん経由で電話を掛けることで幾分かペースアップした模様。
見た目は大凡想像通りの花子さん。
ただし中身は立派なお姉さん。(本人談)
姉御肌で気持ちの良い人物だが、長く一人で過ごしていた所為もあり寂しがり屋。
◇さとるくん(都市伝説/さとるくん)
都市伝説5年目。
勝手なイメージ的には見た目は子ども、頭脳は大人な某少年探偵。
電話の度に近付いてきて、最後には背後に現れるという、メリーさんに似た都市伝説。
その正体は心を読むと言われる"サトリ"(悟り)と呼ばれる存在である。
背後に現れた時、振り返らなければ何でも質問に答えてくれる。その回答に彼が知っているかは関係なく、"質問されたことに対する回答がどこからか降りてくる"と言うもの。ただし、それは時に難解で理解出来ない事も多い。
花子さんとは以前に電話を掛けて以来の知り合い。と言ってもそれっきり。
まだ新人だった彼に色々と教えてくれたため、感謝も込めて姐さんと呼び慕うようになった。
メリーちゃんとの話題に挙がったことで、今度は会いに行ってみようかと考えている。
都市伝説としては公衆電話が近くに無いと電話を掛けることは出来ないのだが、行動範囲自体は割と自由が利く。
さとるくんとサトリ、その両方の能力が使える為、驚かせることに関してはとても優秀。
◇自称:神の代理人(魂の管理人)
神の代理人を名乗る男。
悪い魂は地獄行き、親不孝は賽の河原で石積みなど、前世の行いで魂の行先を決める。
大多数の魂はそのまま輪廻へ還すが、綺麗な魂には都市伝説としての役目を与えることも。
ただしその枠数は決まっている為、全てがそうと言うことではない。
その目的は現世の魂に刺激を与え、その魂の摩耗を防ぐこと…なのだが、都市伝説によってペースの差が大きく、特に花子さんは長期に渡ったことでその魂が摩耗し始めていた。本末転倒。
花子さんの様子から、現在改善策を考え中。
その正体は閻魔大王。
神の代理人を名乗っているが、正真正銘、神の一柱である。
「
転生したらメリーさんだった…なんで? Qたろう @kyu63
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