第42話 〜沖縄大型占拠【前半】〜 蓮汰とアリスの目線

「....俺らはコイツラか。にしても....に見たよw」


なにか懐かしい見た目。それと隣にいるのは....俺が勇者ヒーローになるときに手伝ってくれた相棒。あぁ...何もかもが懐かしい。


「....蓮汰さん。あのときに話をこっそりしてくれてありがとうございました。

私も...貴方のことを思い出せました。」


「良いんだよ。お前も、忘れたくて忘れていたわけでもなさそうだったし。んじゃ、コイツラの対処をしますかね。」


「うん.....一緒にまた戦える日が来るとはね、


「そう...だな!んじゃ、行こうぜ!」


そうして決意を決めた使は走り出す。目の前に立ちはだかっていたのは【ベレストドラゴン】と【ヒドラ】。異世界でも一番厄介だった魔物だ。


「....とりあえずはベレストドラゴンを殺るぞ!あいつの弱点は覚えているか!?」


「うんっ!頭だけど....魔法を宿した武器か魔法でしか破れないっ!」


「大正解だ...!んじゃ、一気に攻めるぞっ!」


そうして俺らは同じタイミングで二本あるドラゴンの首に....呪文を唱える。


「....竜炎斬っ!」 「雷撃・神エクストアライトニング...!」

ブオッ...! ザッシュンッ!      ビリッ.... ドッゴォォン!


グギャアァァァァァ! グルオォォオォオ... シュゥゥゥゥ...


「うっし...まず一体だ!残りはヒドラだな....行けるか?!」


「うんっ!魔力はまだ残ってる!」


そうして....幾度も倒しても復活するヒドラに技をかけあわせた技を使う。


無炎弾ロックファイアーバレット!!」

ガチィン! ドキュンッ.....! ゴォォォッォォ.... シュゥゥゥゥウ....


「....よしっ!終わったぞぉ!!!」


そうして...一番厄介と思われていた魔物である二体を瞬殺した。これが勇者の力といったところか。にしても....この魔物たちは一体どこから...?そう思っていたときだった。

ドッコォォォォン!


四班の方向からものすごい轟音とともに暴風が俺らに直撃した。


「....!?アリスっ!向かうぞっ!」  「うんっ!」


そうして...俺らは向かうことにした。だが、その向かった方向で俺らは恐ろしい光景を見ることは.....まだ知らない。そう、俺らも知らないようなあんな光景を目にするとは思いもしなかったからだ。

                         第42話 END.

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