第34話 〜帰り道〜

こんにちは、ナイまるでございます。この話は第33話の前に読むことをおすすめします。なぜ、この話がここにあるかと言うとこっちよりも33話の方が二人の性格をわかってくれるかと思ったからです。では、物語をご堪能下さい。

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現在午後3時30分を回ったところ。僕たちは家に帰っていた....白雪も共に。


「なんで白雪さんがついてくるの...?」


「「それはそう。」」


一番の疑問はそれだった。別に、僕たちの家に来ようが来ないが興味はないけども、彼女は任務があったはず。それなのに、それを放棄してでも期待理由があるのか...?

そう思っていると、白雪さんが喋り始めた。


「....実際を言えば、まわりにドローンは飛んでおらず同行してもバレない状況。周りにはいじめっ子達もいないし。それなら、ついてってもいいかなって。」


「....俺は家に帰ったらライブ配信だぞ?しかも、この二人にも出てもらおうと思っているし。」


「「初耳だな、おい貴様。」」


....初耳の話が出てきたな。まあ、別にいいんだけどね?でも、リボンが駄目でしょ?たぶん....バレてしまえば秒で特定とかされるよってそんな話じゃない。

にしても....この流れで住ませて下さいって言われたらなぁ。


「まあ、その話は置いといて。白雪さんの本当の目的はなんなの?」


「....言うのが恥ずかしいですけど.......。」


「「「はぁぁぁっぁぁ!?」」」


予想的中だぁぁぁ!?にしても、なんで?彼女には戻るべきところがあるはず。

別にこっちに来なくてもいいんだけどな....でも、仲間になっているのか。なら、住むっていうことも視野に入れなかった僕のほうが馬鹿か。


「....まぁ、仲間だから良いけどさぁ。でも、アリスさんがどう言うかだよね。」


「おん...俺らは別にいいんだよ。だって、にぎやかになったほうが楽しいだろ?でも、裕介の言う通り、アリスさんがなぁ....」


「そうよねぇ....部屋はまだ二部屋余っているから困ることはないですけど....」


「その時はその時です。ってこんな話しているうちにもう午後4時近くですよ!?」


「やべ....配信予定時間に遅れるぅ....それに、裕介たちも出ないといけないから急ごうか!」


「あ、そういやそんなこと言ってたね。分かった、急ごう。」

ダダダダ....


そうして、走って家に着き僕はチャイムを押す。

ピーンポーン....  ガチャッ...


「「ただいまぁ...」」


「「ただいまもどりました。」」


「「........なんか知らない人が一人増えてるんですけど。」」

                          第34話 END.

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