第27話 〜転校〜 白雪の目線 

ここからは白雪が主要人物となります。この話を入れて2話ぐらい続くのでお気を

つけ下さい。では、物語をご堪能下さい。

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「...ここが、国立浦安小中学校。」


私は、石神裕介の偵察役としてここに来た。周りにはいつも飛んでいるドローンが飛んでおらず、少々物足りなかった。そうして、私はこの学校に入るとともに【隠密】を発動する。


「さて....裕介はどこに....いた。まだ、登校中だったんだ。話し盗み聞きしてみよ。」


私は元々、石神くんに恋心を抱いていたは良いものの虐められており私は遠くから見ることしか出来なかった。でも、誰もいないときには話すことはあった。でも、石神くんからはいじめっ子として断定されていた。


「はぁ....石神くん、元気であると良いなぁ。他の女がいたら呪うとかの人間でもないし。でも、いたらびっくりだよなぁ...」


そうして私は【隠密】を使いつつ近づいていく。あぁ....久しぶりに彼に会うけど元気で居るかな。そうして近づくと....見慣れた見た目のお嬢様と聞き慣れた声の配信者が石神くんの隣にいた。


(うそでしょ....アルバス君とリボンさんが彼のお友達!?ちょっとびっくりだわ...)


「なんか恥ずかしいですね...私も注目されていますし。」


「俺は顔だしてないからバレることは無いかな。あ、声でバレるかw」


(....石神くんは人望に望まれているなぁ。石神くんを二人は守って欲しいな...)


「...どうして僕も注目されているんだろうか。なんで注目されてんだろ。」


「「貴方、無自覚なんか!?」」


(そこがまさに石神くんだな...ふふっ、小学一年生の頃のような石神くんに戻ってて良かった。)


そうして、彼の後を静かについていく。そうすると校長室のようなところで軽く話すと、担任と共に教室に向かっていった。


(また、石神くんが元気な男の子になってくれると良いな...彼女ぶってるけど。)


そうして、3人の自己紹介が始まり石神くんの自己紹介が終わると石神くんのクラスメイトは口を揃えて叫んだ。


「「「「「「「イケメン天才が来ちゃぁぁぁぁぁ!?」」」」」」」


(...このまま、平和に石神くんの人生が終わりますように。)


そうして、質問攻めの一限目が終わろうとした瞬間その平和は破られた。

パリンッ...!

                           第27話 END.

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