第20話 〜新たな場所へ〜
この作品はカクヨムコン9に投稿している作品です。星とハート、小説のフォローをよろしくお願いします。では、物語をご堪能ください
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「...そろそろ移住しようかな。」
僕はそう発した。その理由としてはこの場所が特定されるのが時間の問題ということだ。それに、狭くなってきたこともある。と、いうことで移住場所も手配済み。
「あ〜確かに、狭くなってきたもんね。」
「そうよね...4LDKに住みたいかも。ウッドデッキとかあったら良いなぁ... 」
そのまさかなんだよな。リボンがずっと四人で暮らすなら4LDKが良いと言っていたので4LDKです。でも、五人になるんだよね...本当のことを言うと。実際、渋谷が近いから怖いので、千葉に行く。案外近いし。
「え...?皆さん家を持っているのですか?」
「あぁ、そっちの世界では家を持っているのが当たり前じゃないもんね。」
「あ、そんなんですね。珍しいとは言い難いんですけど。」
そう、この地球にも家を持っていない人はいる。そのために、いろんな機関が手助けしてるんだけど。それじゃ、そろそろ移動しますかね。
「皆、行く準備してね。今日ここを出るから。」
「おぉ、行動力の鬼で草w まぁ、行く準備はできてるよ。」
「私は昨日来たので準備はできています。」
「私も〜」
事前に伝えていたけど準備できてたんだね。忘れている様子だけど。
「そんじゃ、行くよ〜僕に掴まっておくんだよ?」
ガシッ
「「はい。」」
「私はついていきますね。」
【【飛翔】】
ビュオンッ!
「こっちだよ!」
ギュンッ...
「はいっ!」
ギュンッ...
久しぶりの千葉。千葉には今も住んでいる親戚がいる。月に1,2回ぐらい会っていた。親には内緒でね。まぁ、定期的に会っていたおかげか家に住ませてくれるらしい。いわゆるシェアハウス。あと、エルフの名前は〈アリス・トリスタン〉らしい。トリスタンって聞いたときになんか聞いたこと会ったのは気にしない。
【千葉県】〈浦安市〉
「あ、あそこだよ!アリスさん!」
「あ、はいっ!」
千葉県浦安市。浦安駅の近くに住んでいるらしい。交通に関してはすんごい便利な場所。そして、家の前には懐かしの顔が見えていた。
「あ、来た。おかえり〜」
トスッ...
「ただいま。良き理解者。」
「おかえり、愛すべき親戚。」
第20話 END.
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