第16話 〜夏鈴との戦闘〜

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「夏鈴...君のせいでどれだけの人が死んだか知ってるの?」


「え〜?W興味な~い!それよりも...コイツの餌になれっ!」

グルァァァァァ! ドドドド... チャキッ!


ボマーモンキーが来るもののそれには興味がない、僕の狙いは夏鈴一人だ。

そうして、命令されたモンスターは僕の刀の錆になっていく。

ザザザザシュ... グルアァァァ...


「...えっ?私のが...死んだっ!?」


驚きが隠せていない様子。そんなことを無視し、僕は夏鈴に一気に近づき刀を振るうが...簡単に往なされる。


「おっと...危ないですわね!貴方にここまで剣が振るえるとは...」


「ありがとう...お褒めの言葉っ!」


そうして、もう一回一気に近づく。その時だった。

グサッ...


僕は後ろから近づいてくる敵に気づけなかったのだ。だが、不幸中の幸い急所を外れていた。そうして、フードを被った謎の人物は僕に刺さっていたナイフを抜く。


「...ゴホッ、くっそ。後ろから敵が来ていたなんてな...w」


「どうして笑えているのよw貴方は今、ピンチなのよ?それに気がついているのかしらぁ?」


そうして、彼女は煽り散らかすものの僕は正気だったのだ。その理由としては...


「ここには、僕の標的ターゲットが二人もいる...!」


「「はぁ!?」」


そうして声を被せていたのは僕に後ろからナイフを突き刺した犯人、

絵里澤 花音えりざわかのん先生だった。彼女もまた、僕の復讐相手。先生だろうと僕は興味ない。そうして、僕はいつもどうり無詠唱で回復魔法を発動する。


超回復エリクサー


そうして、発動された回復魔法は。刺し傷や、骨折などは回復

される。そうして、全開になった僕は姿を消し物陰に隠れる。


「...ちっ!どこだ、裕介!ちょこまか隠れてんじゃねえよ!」


「か、夏鈴さん。落ち着いて、ね?」


そうして慌てている彼女らを僕は哀れに思った。そう、僕はずっと二人のに居るからなのだ。そうして僕は、銃を構え撃つ。

パァンッ! ブシャッ...


「か、夏鈴さん!?どうされました!?」


僕は躊躇無く、夏鈴のこめかみを撃ち抜いた。そうして意識が失くなったことを確認した僕は静かに花音先生の近くに近づく。そして、先生はいきなり泣き出し命乞いをし始める。


「も”う”や”め”で...!わだじはま”だいぎだい”っ!」


どっかの漫画で聞いたような言葉が出るが、僕は興味ないような言葉を発する。


「先生...僕を貴方は刺した。その罪...償ってもらいますよ?」

パァン...


そうして、乾いた音が鳴り響くと共に花音先生は命を断った。

                          第16話 END.

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