第1話-2
それから数分後。
「おーい、うちに仕事が回ってきたぜ、狩人ども、出撃の準備だ!」
僕の会社の女社長である夢乃アリサさんがみんなに声をかける。整備班がそれと同時にどよめきだした。
「怪獣って何メートル級ですか?」
「わからん。今うちの潜水艦を向かわせてる。すぐ結果が出るだろ」
僕の相棒である相崎アスナさんが社長に聞く。彼女はものすごく優秀なパイロットで僕とは長い付き合いである。正直、僕は彼女が苦手だ。僕を見たら睨みつけてくるし、出撃した時ぐらいしか僕に話しかけてこない。多分、彼女は僕のことが嫌いなのだろう。
とにかく僕は自機に向かおう。
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