第3話 運命の変化点
「おい!おい!起きろ!」
春人の声だ。
目が覚めたら病院にいた。
そこから春人に起こったことを教えてもらった。
気絶していたこと。救急車で運ばれたこと。おふくろが仕事を休んでまで車を飛ばしてきたこと。攻撃を受けた右腕は骨折していることなどだ。
「とりあえず起きてよかったぜ。
気絶したときはどうすればいいか迷ったよ。」
「ああ心配かけたね。骨折は3ヶ月はなおらないらしいが利き腕が使えないぐらいだし。多分大丈夫でしょ。」
そんなところにやってきたのが…
「やっと起きたのね!。心配させたって自覚しなさい!家に返ったらお説教よ!」おふくろはレシピさえみればどんな料理でも作れる超人。0,1秒のタイミングを逃せば失敗する、マスタースパイスカレーをも作った人類初めての人だ。
「なに自分から殴られにいってるんだ!その時何を考えていた!心配することぐらいわかるだろ!」
俺の父親だ。伝説の漁師とも言われている。なんと体長2m30cmの大物を1日で十匹つり上げたとか。
ちゃんとその魚は売ったり刺身にして食べたりした。
「まあまあ落ち着いて。怒りたいのはわかるけどそれは家についてからでいいでしょ。ほら帰りな。」
「シュン」
「シュン」
ちなみにこの二人は壮絶な子バカで息ピッタリだ。二人でやればなんでも失敗しないとかするとか…。
「それにしてもお前の親すごいよなぁ。どっちも超人だよ。しかも二人でいればなんでもできるという噂が流れるレベルで息ピッタリなんだってな。」
「僕らもおなじようなもんだろ。二人でやれば大概のことはかたづくからね。」
「まあそうだよな!」
「地震です 南海トラフが起こりました。揺れに備えてください」
この言葉の後には地獄が続いていた…。
南海トラフは現実でも起きます。
怖いですよね。
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