第十一話 アマミキョとシネリキョ

  ♥


 最大震度六を記録した福岡大濠おおほり地震は、警固けご断層直上の狭いエリアに集中した直下型で、大濠池南東岸を中心に半径百メートルだけが被害に遭った特殊な震災だった。倒壊した家屋は無く、二名出たという重傷者も池のボートからの転落で溺れかけた三十代男性と十代女性のみ。

 震源の真上だった美術館も地震発生時の有料入場者数が二百二十人と少なかったため、怪我人も天井の剥落と割れた展示ケースによる十数名に留まった。



「アレってやっぱりシネリキョの仕業だよね?」


 地震の日の夜、自室の椅子に腰かけたボクはそう口に出してみた。尋ねる相手はもちろんニジリ。彼女は即答する。


〈そうじゃろうな〉


 それとも、半分はボクらの所為かも?

 シネリキョがああいう形で力を放散したのは、ボクらが持ち込んだマブイルリがトリガーとなった可能性が高いのだから。

 机に置いた名刺を摘まみ上げ、ボクは無言で眺める。


 『国立日本橋大学考古学研究室 助手 中司大』




 じゃじゃ麺を食べ損ねて戻ってきたボクが遭遇したのは、いきなりの大揺れ真っ只中。立っていることもできず、その場にへたり込んでいたボクは、いつ終わるとも知れない揺れる大地に翻弄されながら、両手で握りしめた碧い石の放つ光だけを見続けていた。

 ニジリが声を掛け続けてくれてなかったらパニックになってたと思う。


 地震直後、館内にいたボクらは入口前の広場に誘導された。不人気が幸いしたのか、人数はたぶん二百人くらい。どの顔にも疲労感はにじんでいたが、閉鎖した室内から太陽の下に出られたことで、一様に安心した雰囲気ではあった。

 ペットボトルの水と年内使える無料来館券が配られているとき、ボクは係員からナンパされた。


「展示品と同じ瑠璃を持っていた方ですよね」


 見覚えのない顔。

 このタイミングでナンパとかしてくるかぁ!?

 あ、もしかして、ボクの石とシネリキョの瑠璃との交感を見てたのかな。だとすれば、それはそれで面倒だ。

 うまく誤魔化せる自信も経験値スキルも持ち合わせてないので、ボクは聞こえなかったふりをして立ち去ろうとした。が、青年は強引に、ボクの手元に名刺を押し付けてきた。


「地震発生のときは失礼しました。今は個別にお話を聞ける時間でもないので、あとででいいからここに連絡してください」


 待ってますと言い残した青年は背中を向けて、ペットボトルを満載したプラスチックの買い物かごを片手に次の被災者へと立ち去って行った。


「あれ、なんだったの?」


〈はて?〉


 ボクの質問に、ニジリはすっとぼけた返事をする。




  ♠


 日付が変わった日曜の午前零時過ぎ、僕はちぎりとのビデオ通話を開いた。午後にやり取りしたLINEのトークで怪我などが無かったことは知っていたが、やっぱり声を聴いて安心したかったのだ。


「無事でえがった。今日はあれから一度も入れ替わらなかったっけ、結構心配してた。どこぞ怪我でもしてないかって」


「なによりもボクは、じゃじゃ麺を食べれなかったことが悔しい」


 画面の契はそう言って膨れてみせる。

 よかった。いつもの契だ。


「神様とはいっても無尽蔵じゃないし。あれだけのことしたら手持ちの力はほぼほぼ全部出し切ったんじゃないかな。しばらくは入れ替わりも無いだろうってニジリは言ってる」


「ミギリの見立ても同じだっけ」


 揺れはかなり長い時間続いたらしい。僕は最初の一瞬だけだったけど、契はそのあともずっと。軽い口調だけど、物が倒れて灯りも消えたって言ってるし、きっと相当怖い思いをしたはず。



「日本橋大学考古学研究室?」


 画面に映された名刺の肩書を復唱する。契が言う風体から察するに、展示室で近づいてきた青年なのだろう。


「ナカジダイ?」


「ナカツカサヒロシ、だって。メアドはそうなってる。ねえ大濠、この人誰? ボクは会ってないんだけど」


 日本橋大の考古学研と言えば、シネリキョの瑠璃を発掘した調査隊もそうだったはず。メンバーの一員かな。

 ミギリが耳元で囁いた。


〈案外、ぬしらと同じ『中の人』やもしれんぞ〉




  ♥


「ボクの石が気になってたみたいだけど、胡散臭うさんくさいから何も話さないで帰って来ちゃった」


 ナンパかと思って怖くなって逃げた、って真相は秘密。

 そこ、笑うなニジリ!


「たぶん発掘メンバーのひとりだと思う。ミギリは展示瑠璃の中に人かもって言ってら。いずれ話は聞いてみたいけんど、こっちのことどこまで話すっか決めてからの方がいいべ」


 大濠はボクの判断を、なんか上手いこと肯定してくれた。有難い。




  ♠


〈アマミキョ様がどうなっとるのかをマドカに尋ねてみよ〉


 ミギリの要望を僕は口にする。


「アマちゃんに変化はあったべかってミギリが聞いてらす」


「アマちゃん! 受けるー」


 画面の向こうで契が笑った。これはレアだ。可愛い!


「寝返りは打ったけど、まだ寝てるって」


〈ふむ。こちらと同じか。半身同士のアマミキョ様は、やはり別次元で繋がっておるな〉


 僕の不敬を嗜めるでもなくミギリが呟く。


〈しかし寝返りを打たせただけでも上出来と言える。これまでは吾がなんど揺すってみてもピクリとも反応せんかったからのう。シネリキョの狼藉は要注意じゃが、アマミキョ様の覚醒を促すには彼奴あやつとの接触は不可欠じゃろう〉


 僕がミギリの言葉を伝えると、契の声が返ってきた。


「ニジリもそう言ってる。なにをするにせよ、アマちゃんを起こさないと始まんないってさ」


 スマホの向こうでTシャツ姿の契が眼鏡の位置を直した。そのしぐさにドキッとした僕は、取り繕うように、とにかく、と言葉を繋いだ。


中司なかつかさ氏のことも含め、しばらく静観するっけ。この機会にオラたちは、せめて勉強だけでも進めとくべ」


 そうひと区切りつけた僕らはそこで話を終わらせるでもなく、そのまましばらく深夜のビデオ通話を続けた。夏の過ごし方や得意科目などの雑談を、ババ抜きで。




  ♥


〈うぬも随分と楽しげじゃったな〉


 夜更けの通話は、結局二時過ぎまで続けられた。寝支度を済ませベッドに入ったところで、それまで黙っていたニジリが声を掛けてきた。そんな冷やかしにも、ボクはなぜか素直に頷く。

 たしかに楽しかった。

 こんなに普通に男子と長く話したことなんて、生まれてこの方初めてだ。


 唐突に起こる入れ替わりにも慣れてきたこともあり、このボクが、少なくとも大濠相手には構えることをやめているみたい。

 気の緩んでいるボクに、ニジリが要らん台詞を焚きつけてくる。


〈告ってみるも一興じゃて〉


「なぁにワケのわかんないこと言ってんのよ、この婆ァは!」


 深夜にも関わらず、ボクは思わず声にして怒鳴った。顔がほてってるのが自分でもわかる。

 幸いなことに、家族は誰も起きてくる気配がなかった。

 手元で部屋の電気を消したボクは、まだなにかを囃し立てているニジリを無視して頭まで上掛けを被った。

 今日はもう寝る。

 ボクは大濠のことなんか、これっぽっちも気にしてないんだから!




  ♠


一昨日おとといはああ言ってたけんど」


 補講のあとの昼休み、中庭でひとり弁当を食べながら僕は呟く。相手はミギリだから口を使って話す必要など元より無いのだが、今みたいに周りに誰もいなかったりすると、つい気が緩んで声にしてしまう。その方が、考えが整理できる気がするのかな?


「アマミキョを起こすって、あれ、どったなことね? 以前は『起こすと大変なことになる』つってなかったっけか?」


〈いつまでもこのままでいいのであれば、無理に起こさずとも良いと思っておったのだがな……〉


 ミギリは珍しく歯切れが悪い。


〈封印されておったウタキに勝手に入り込み、なにも考えずにマブイルリに触れてきたのは、まさしくお主たちの落ち度じゃ。が、吾らの時代の祭司たちが施した永年供養のセキュリティが甘かったのもまた事実。まつられておっただけのわれらはある意味まるっきりの被害者なのじゃが、それでもあの頃の責任を取れる者といえば、吾とニジリのふたりしかおらん〉


「じゃあオラたつのため?」


 むろんそれもある、と返してきたミギリは、そのあとにこう追加した。


〈吾は、そしてたぶんニジリも、ぬしらが暮らしておるこの時代が気に入ったのじゃ〉


 食べかけていた唐揚げを弁当箱に戻し、僕は周囲を見回した。

 真夏の昼下がりの中庭。青々と茂って風にそよぐ草木や、花壇のひまわり。強い陽射しに切り抜かれた白ペンキの剥げかけた百葉箱。四方の校舎で四角く切り取られた青空。ベンチの隣に投げ出されたスマートフォン。渡り廊下の向こうで陽炎が立つグラウンドからは、野球の練習をしている部員たちの意味不明なかけ声と打球音が聴こえてくる。

 人と自然とテクノロジーが共存するこの世界を、二百五十年前からやってきた婆様たちが気に入ってくれている。そのことに、僕は感慨を覚えていた。



三月みつき近く見てきたが、当代に力のある巫女はおらんようじゃ。魔法のようなテクノロジーも、この件についてはまったく役にたたん。結局のところ、主らのマブイを戻すには吾とニジリの力を復活させるしかないのじゃ。しかし、現身うつせみを既に持たぬ吾らだけでは力が足りん。石を、マブイルリ本来の形にして、潜在する力と合力する他に手が無いのじゃ〉


「それでアマミキョを?」


〈うむ。じゃが、それにも問題がな〉




  ♥


 あれから一週間。公式サイトによると、美術館の改修で休館中の大沖縄展は、閉館期間の分を先延ばしすることなく予定の会期で終了するらしい。

 てか再開はするつもりなんだ。ふーん。


 あの地震のあと、ボクらはまだ一度も入れ替わっていない。おかげで勉強は、まあはかどってる。なにせ抜き打ちの邪魔が入ってこないから。

 でも、ボクもニジリも知っている。この平穏は今だけだってことを。


〈前回のでようわかった〉


 わかったって、何が?


〈アマミキョ様の目覚めに必要なものじゃ〉


 続きを促すボクに、ニジリは乗ってきた。というか、話す気満々っぽい。ボクにしても、今日の分の勉強は済ませてるから時間はある。


〈儂がうぬをあそこに行かせたのは、次の一手のキッカケを掴むためじゃ。むろん、シネリキョの様子に興味があったというのもあるのじゃが〉


 ふんふん。それで?


〈うぬらを戻すには、やはりアマミキョ様の覚醒が必要じゃからな。じゃが、あの地震。破戒神は予想以上に危険じゃったわ〉


 ニジリの台詞は続く。


彼奴あやつは本気で目覚め始めちょる〉


 え? 目覚め始めって、あれでまだ本気じゃないの?


〈シネリキョを甘く見るでない。彼奴は島ひとつ沈めたという伝承も残っちょる〉


 マジで?


〈大マジじゃ。彼奴をいさめるためにも、アマミキョ様には完全な形で目覚めていただかねばならん〉


 それってふたつに割れてる石をひとつにするってこと?


〈うむ〉




  ♠


 閉館の放送に追い立てられて県立図書館を出た僕は、帰宅のための駅に向かう。今日の自習は結構進んだ。

 こっちの予定が終わる機を見ていたのか、ミギリが自分の考えを語りはじめた。


〈前に潜っとったことがあったじゃろ〉


 ちぎりと連絡が取れるようになった終業式前後の六日間のことだろう。


〈あのときにな、アマミキョ様の記憶を探って見つけたのじゃ。割れた身体を戻す秘技をな〉


 そいつは聞いてねえ。前に、自分の知識には無えっていってたやつのことだべ。


〈マブイルリをここの世界の乗り物、例えば自動車と見立てればわかりが良いかの。その場合、吾ら人のマブイはいわば乗客じゃ。でもってアマミキョ様は、乗り物自体を駆動する大元のエンジンに当たる。そのエンジンが車体ごと縦に真っ二つになっとるのが現状というわけじゃ。左右に割れてしまった自動車、つまり今のマブイルリを元に戻すには、エンジンを繋ぐことが最優先なのじゃ。でないと、いつまで経っても動きだすことができん〉


 僕は黙ってミギリの話の続きを待った。


〈ふたつに割れて機能不全を起こしておるエンジンを復活させるには、乗り手の力が必要なのじゃ。それも全員の〉


 話を一旦止めたミギリは、しばしの溜めのあと、おもむろに次の言葉を発した。


〈それが『和合わごう』じゃ〉


「和合?」


 思わず声に出した僕は、「夫婦和合」という語句を連想していた。

 それってもしかしてエッチな奴?


〈主もお年頃じゃな〉


 ミギリは笑った。




  ♥


 週末から入れ替わりが再開した。

 またかって感じ。今回はお互い朝の通学途上だったから勉強には影響無かったけど、あとから聞いたらボクおおほりは痴漢に遭ったらしい。


――なんかお尻触られた


――何されてんのよ! ちゃんと捕まえた?!


――びっくりして、どうすりゃいいのかわかんなかった


――馬鹿! それ、ボクの体なんだよ! もっと真剣に扱え(怒)


 まったくもって腹立たしい。

 電車の中の立ち位置や相手の風体など、あやふやな大濠の記憶を全部吐き出させ、ボクは再犯に備えた。

 その甲斐があったのか、次の遭遇は無かった。


 きっと大濠がぼーっとしてた所為よ。ホントにもお。




  ♠


〈シネリキョが活動を再開したようじゃな〉


 前日の公開再開を報じている大沖縄展のウェブサイトを見ていると、ミギリが話しかけてきた。僕は感じていたことを口にする。


「その割には入れ替わりの頻度が減ったっけ。来場者が少ないんだべか」


〈力の使い方を思い出してきたのじゃろう。お主らに悪戯するより、破壊の準備に悪意を溜める方が彼奴あやつにとっては本筋じゃからな〉


「それってマズいんでね?」




  ♣


 地震で始まった福岡開催だったけど、その後は事故もなく無事終了した。池で溺れていた重傷者二人にしても命は取り留め、そこからパパ活がバレて週刊誌ネタになった程度。

 俺の方も担当する資料も石も無事だったから助かったよ。


 保管ケースに瑠璃を収めていた青年に、後ろから声が掛かった。


「梱包は終わった? 中司くん」


 アフロの髪を紫に染めた初老の婦人が、青年に和かな笑顔を向けていた。




 美術館の明るいカフェで老婦人と中司青年は向かい合っていた。保管ケースは青年の足下に置いてある。


「初日は災難だったわね」


「はあ。あんなデカい揺れは初めてだったんで、マジ死ぬかと思いましたよ。でもあれ、被害はこの辺だけだったんスよね」


「ほんと。不思議な地震だったわ」


 アフロの婦人はそこで顔を上げた。


「で、初日に見かけたって言ってた娘さんとは、その後連絡は取れたの?」




  ♥


 大沖縄展の次開催は広島の百貨店だって。九月からは大津。そのあとは、静岡を経て東京で終幕らしいよ。


〈それぞれの街は大きいのか?〉


 ベッドでスマホをいじるボクにニジリが尋ねてきた。


 広島はちょっと大きい街だけど、大津と静岡はそんなでもない。どこも福岡に比べたらだいぶ小さいかな。でも最後の東京は人多いよ。


〈多い、とはどのくらいじゃろう〉


 ボクはスマホで「渋谷 ライブカメラ」を検索し、夜九時過ぎの今の渋谷スクランブル交差点動画を開いて見せた。


〈ちょ、待て、マドカ。これは今の様子なのか? 東京は夜では無いのかや〉


「夜だよ。ここと同じ時間」


 そう言ってボクは部屋の窓を開けた。福岡市郊外の住宅地の静かな夜に人影は見当たらない。


〈こんな人の数は見たことがないわ。昔一度だけ招かれたことのある首里城でも、この半分もおらなんだ。東京の昼間はもっと人が多いのか?〉


「ずっと多いはずだよ。行ったことないから知らないけど」


 画面から外そうとした視線が、固定されたように動かない。ボクじゃない意思で人と車が途切れない渋谷の映像を見入っている瞳。


 ニジリ、なんか侵食してるよ。


〈や、すまぬ。あまりの驚きで、つい。いやしかしこれはマズイぞ〉




  ♠


 県立図書館の朝は早い。開館一時間前の八時に着いたのに、もう長蛇の列だ。僕も最後尾に並ぶ。

 高校が用意した補講は週半ばで終わってしまったから、残り二週間の夏休みは自主学習となる。自宅での勉強に集中できる自信のない僕は、通学するのと同じ要領で図書館に通うことにしているのだ。

 うちの高校は一応県下トップなので、賢い奴らが多過ぎてついていくのもやっと。オマケに塾にも通ってないから、受験にも独学で臨まないといけない。高二の今からでもちゃんと習慣づけておかないと、先々できっと困ることになる。


〈ダンはよく勉強するのう〉


 列で英単語の暗記をしているとミギリが話しかけてきた。


〈と、マドカが言うとったぞ〉


 あいつだって結構やってる。文理の違いはあるけれど、苦手科目の予習なんかもしっかりやってるのを知ってる。


〈この世界の若者は皆こんな感じなのか?〉


 どうだべ。皆受験があるっけ、同じようなもんじゃね。まあ遊んでるのもいるけど。


 僕の返事に嘆息をひとつついたミギリは、話を変えてきた。


〈考えたんじゃが、やはりどこかでマドカと会わねばなるまい〉


 僕は出る単を閉じた。たぶん、ながらで聞く話じゃない。


〈たしかにLINEは便利じゃ。居ながらにして遠くの相手と文を交わしたり顔を合わせたりできる。じゃがな、意思が重なる気はまるでせんのじゃ。それに、いずれにしろ和合を行うには、双方の石がひとところに揃うことが必要じゃ。できればシネリキョの力も利用したいしのぉ〉


 秋の東京開催がポイントになりそうだじゃ。


 僕は漠然とそう思う。

 列が動きはじめた。

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