死ぬときは、スカートで死にたい。

＃1-11

　航空系の学校に行ってメリットがないわけじゃなかった。

マナーや立ち方･自己診断･電話対応･手話･中国語などは実用的な形として身につくので学べてよかった。

まぁ、中国語も手話も寝てたけど。

国名や日本についてとかは、なにやってんだろうな私...とか思ってたけど嫌いじゃないので別に良かった。

できなかったのは敬語やメールの授業。

それからSPIとTOEIC｡株についての授業は何もついていけなかった。

敬語は拒絶反応をおこすため使えないし難しい。メールも同様といえば同様だがプリントに書くだけなのでまだマシ、ただ文がぐちゃぐちゃになってたり敬語の部分がおかしかったりやっぱり難しい。

SPIとTOEICはまた別の話

SPIは数学。文章問題･計算問題を解かなくちゃいけない。毎回テスト受けるから丸つけもされる。丸つけも誰かにされるから低い点がバレるすごく恥ずかしい。

算数という分野はわたしにとってすごく厳しく難しいものだ。

文章も計算も図形もできないのだから…

SPIは文章と計算だけど、計算もできるのとできないのバラつきがあって計算するのにも時間かかるから時間内にできないのが少し悔しかった。

文章はもっとできないのでもっと時間かかるという話はまた後にしよう。

TOEICも話的には似たようなものではある。

単語とリスニングはなんとなくできるのでなんとなくで点数をとってた。

ライティングは....引くほどできなかった。

勘で選択肢を選んで点は取れたりするけれどハズレばかり...

和文英訳はできないけれど逆はできたりするのでなんとかなってた。

英文が長いやつはどうにもできなかった。

読むのに時間がかかる読み取れない…

頭がパンクして疲れてきて寝ちゃったりする...

気づけば時間ギリギリで全部やれずに終わりになってしまう。

周りと比べて一番点数が低いわたし

モチベもやる気も最初からないのに「やればできるんだからもうちょっと頑張りなさい！」と先生にいわれ苦しくなった。

英語嫌いじゃないけどこれに関しては厳しいよ...と思うだけだった。

理由を話すのは簡単だけどもう少し後にしよう。

苦しかったけれど知れてよかったものもある。

それは業界用語・各航空会社・機種の違い・業界英語。

航空会社の名前は有名どころは海外も含め全部知ってたけど略称とかは知らなかったからそこは知れてよかったかななんて思う。

ボーイングがかっこいいだとかエアバスの方が機体が軽くて往復量がすごいとか、ただかっこいいだけじゃなくて乗客数や大きさ・LCCとの違いは興味深かった。

1番気になっていた各航空会社の制服。

もしなれるのならANAのCAになりたかったという気持ちは変わらない。

第2希望第3希望は特になかったのでここで知れてよかった...のかな？

1番はANAだけど2はソラシド3はスターフライヤーだなぁ...。

海外ならチェジュを選んでるなぁ。

1と2とチェジュは可愛い系だけど3は飛行機の外観のかっこよさ含め制服もシンプルな黒で気品もあるからこういうのもいいなぁと思った。

けどまぁ、長年CAになりたいと思い続けてきた私だけど飛行機に乗るのは好きじゃない。

どっちかというと苦手である。

なりたいものなら苦手なものも気合でなんとかなるでしょっと本気で思っていたからCAになることを諦めなかった。

まぁ、無理なんだけどね。

CAさんみるの今は苦しいよ。