#1-4「求めたもの」
何気ない日常・健康な身体・清き心・言語力・読解力・思考力・理解力・正しい受け取り方・体力・運動力・人並の筋力・学力・器用さ・協調性・伝える力・聞く力・空間認知・コミュ力・感覚・国語力・記憶力・ある程度の算数・歩行・呼吸・汗・長時間のゲーム・光・友達・服・普通の恋愛・冷静さ・素直さ・優しさ・客観視・視野・頼れる人・安心感・包容力・話し相手・白・ネガティブでもポジティブでもない中間・責任感・自己管理能力・ノンストレス・存在・普通の親・自分らしさ・居場所・精神の安定・睡眠・愛
これらは全て私のないものねだり。
そして、苦しくて相手に何かを求めてしまったものたち。
多くないか?と思うかもしれないがこれが現実
「普通」というものが欲しかった
「普通」とは何か?と聞かれたら分からない。
まず普通についての定義を知らない。
けど、「普通じゃない」といわれすぎて自分でも分からない「普通」というものになろうとした。
普通じゃないなら普通じゃないでいいじゃないと思うのか普通を求めるのかで道が分かれる。
私は普通じゃないといわれるのが嫌で「普通」を追い求めた。
そして自分に「私は普通の子」とウソをついた。
「上手くやれる、大丈夫」と謎の呪文をかけて“普通の子のフリ„をし続けた。
その結果、大きな矛盾をよび自分の首を絞めただけだった。
それでも「大丈夫まだやれる。頑張れる!我慢出来る!大丈夫」という呪文かけ続けた結果、自分を見失い壊れていった。
それを今も続けてしまっているのだから私は馬鹿なんだろう。
何かがすり減っていくのを感じてた。
それが失っていいものなのか、ダメなのものなのかも分からないほど自分が見えなくなっていく。
消えてしまえばいいのに…そう思った。
私の中で「普通」という言葉はどんどん呪縛と化していった。普通じゃないといわれるたび普通になりなさいといわれてるみたいで嫌だった。
頭の中が「普通じゃない普通じゃない普通じゃない」で巡り「普通になろう普通になろう普通なろう」で戦う。
自分にウソをつくからこうなる。
親の前で仮面を被り続けて15年、それが人間関係にも大きく影響した。
2重、3重と仮面をつけて「普通の子」を演じた。
けど、そんなにハイスペじゃないのでボロがわらわらとでる。
できるのは周りと同じような”普通っぽいフリ„をすることだけ。それだけでいっぱいいっぱいなので、後のことが手がつかなくなる。
教科書やノートを通路においてたりロッカーを2つ使ってたり…机横の引っ掛ける場所に大っきい手さげカバン引っかけてみたり(通路側に)……周りからしたらとても迷惑行為。害悪じゃん!ってなる。
こんなにボロだしといてよく”普通のフリ„とかいったもんだ。
クレームオンパレード
周りを見て”普通„というものがどういうのか学んでそれっぽくしていくわけだけど、何かが違う。
振る舞い?清潔感?なんだ、何が違うんだ?と違和感はあったものの何も気づかなかった。
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