第320話 ミリア・アルバート

【Miria Albert (ミリア・アルバート)】 女性



[二つ名] 


冥土メイド



[好きな食べ物や好きな物]



ブルーベリーパイ


紅茶全般


マラカス三銃士全般


演歌全般


クソダサTシャツとヴィクトリアンメイド服


清潔な空間


面白い事


夢を追いかけている人


努力をする人


家族や仲間達


バーゼルカーニバル(どれだけはっちゃけても大丈夫で楽しいから)


ベルタン火祭り(火の中で両親とコサックダンスをするのが楽しいから。現地民は激おこだから無事日本へ逃げるまでが祭りだと勘違いしている)


携帯電話投げ国際大会(2回優勝する女王クイーン、アンダースローから信じられないほど遠くに投げられる携帯は通称『ミリアマジック』と現地では呼ばれている。現在大会本部にて禁止の投げ方にするか検討中)



[嫌いな食べ物や嫌いな物]



スターゲイジーパイ


面白くない事


汚い空間


ナンパする人


障害者をバカにする人


努力をバカにする人


家族や仲間に危害を加える存在


トマト祭り(顔面にトマトをシュートするのは楽しいが服が汚れるのが嫌だから)


チーズ転がし祭り(父親が4回参加してようやくチーズを手にしたが左腕を複雑骨折をしたから。現在自分が仇を取ると息巻いている)


レガータ・ストリカ(両親と一緒に現地で作ったスワンボートではボートレースに参加できなかったから)



[初登場時のステータス]



⚪︎ジョブ


『メイド』


掃除、洗濯、料理などメイドができる事が上手くできるようになるジョブ。無論護衛もジョブの効果範囲内、ナイフやグレネードなどの投擲物も範囲内だがそれ以外の武器は基本掃除道具かカバンくらいしかジョブの補正がない。ただ裏技で掃除道具を仕込み武器にすれば補正が適応される。


⚪︎スキル


『筋トレ』


『(私だけの収納場所インベントリー)』


自分が持つ特定のマス目がある物の中に最大15個の物を仕舞えるErrorスキル。

最大3×3のマス目に9種類、最大135個まで物を収納できて入れられた物は個数を指定して出す事も可能、更に物が出せる場所も自分の服も含めた体から25cm以内なら何処からでも出せるスキル。

しかしこのErrorスキルは現在確認されているErrorスキルの中で最もスキルを使用する際に絶対に守らなければならない厳しいルールが数多くあり、1番扱いにくいErrorスキルとして認知されている。しかしこのスキルの所有者が片腕で持ち上げられる物なら質量や形状関係なく何でも収納できる点といれた物の重量を感じず、好きなタイミングで直ぐに取り出せる点は強力であり扱いにくいが慣れればメチャクチャ便利になる破天荒なスキル。



[四章終了時のステータス]


⚪︎ジョブ


『メイド』


『ダンサー』


盆踊りからフラメンコなどの様々な踊りが上手く踊れる様になる。ただそれだけのジョブ。悲しいけれどミリアにとっては楽しいジョブでもある。


⚪︎スキル


『筋トレ』


『分身』


『(私だけの収納場所インベントリー)』



[キャラクター詳細]


見た目は仕事ができる常に頭にホワイトブリムを付けている美しい金髪の女性…なのだが本性は面白さ最優先で奇行に走る残念美人である。


『まず、自分達が楽しんでその上で他の人も楽しんでいるのなら皆幸せ。その為なら奇行蛮行上等!恥ずかしさなんて気にするな!!』がモットーのイギリス人の夫婦に生まれたミリアさんはその後、両親が日本の石川県に創作フランス料理のお店を出す事になり2歳の頃に石川県に移り住んだイギリス生まれ石川県育ちの自称魂は日本人という感じにややこしい事になっているが本人は気にしていない。

両親が両親の為昔から世界中の奇祭や両親の普段の行動や言動を見続け、体験した結果見た目は仕事ができる女性なのに中身は面白さ優先の

やばい性格に育った。一応家事や紅茶を飲むなど一般的な趣味や言動もするし両親の店も味と見た目もバッチリで価格もリーズナブル。某料理評論雑誌にも2つ星をつけられた名店なのだがそれも焼石に水。本人が楽しいと思う事優先で行動するので奇行に走りやすく、また両親も止めるどころか一緒になって奇行に走るので誰かが止めないといつまでも奇行を止めない。近所ではある意味有名な家族である。因みに近所付き合いは良好らしい、ただ偶に近所に海外の珍しい缶詰(たくわんの缶詰や開けてもそのままでは食べられず、缶詰を開けた本人が自分で中身を焼いて食べる様に作られたパイの缶詰など様々)をおそそわけしている為に少し引かれ気味でもあるらしい。

夏美とは中学生の時に映画館でマラカス三銃士(月曜日深夜1時枠 TVシリーズが3シーズン突破 映画が三本も作られている人気ドラマ)の映画を見に来たがそこに男性に言いがかりをつけられている夏美に遭遇、すぐさま持参していたマラカスを使い踊りながら男性を威嚇、見事撃退して以降から夏美の親友になる。

そして暇つぶしに配信者になる事にし、夏美に動画の編集などを手伝ってもらえる代わりに夏美の身の回りの世話をしてあげていた。

最初こそミリアはお笑いとチャレンジ企画系の配信者をしようとしていたが夏美にミリアの容姿とダンジョン内で紅茶を飲むという奇抜かつ全く新しい配信スタイルで配信すればいいとアドバイスを貰い、以降はダンジョン配信者としてダンジョン内で紅茶を飲む配信を始める。

最初こそミリアは奇行に走る一発屋として見られていたが、回を重ねるごとに『お掃除』といいながらモンスターはおろか迷惑系やナンパ目的の人達も全滅し、その上で血は来ているメイド服には一切つかないという離れ業を見せつけて、そして死体やら気絶させた人やらを竹箒などて掃除してから改めて紅茶を飲む配信をしたりするなどをして有名になり、彼女がゴミと判断した物は『お掃除』という名目で地獄に送られる様を見た視聴者達から『冥土』と『メイド』を掛け合わせた〈冥土メイド〉の二つ名で呼ばれていくのだった。

その後は夏美と同じ、偶然渉達〈狩友〉と出会い、渉達の誘いを受け〈狩友〉に入った。

世界で5番目に確認されたErrorスキルの所持者で、3番目に確認された優香のErrorスキルは精神を病みかねない危険なスキル、4番目に確認された渉のErrorスキルは最初の状態でも十分に使えるが成長すればするほど多機能になっていくスキル、そして5番目のミリアのErrorスキルはルールがガチガチに固められているが使い慣れれば荷物には困らなくなるスキル。

しかしミリアは渉達にErrorスキルの存在を打ち明けるまではこのスキルを余り使えない、別に無くても困らないスキルと判断していて主に一発芸のマジックショーなどに使っていた。両親も「ウチの娘はマジックが上手いなー」程度にしか認知していなかった。

最後に、ミリアの実家は両親の経営しているレストランの後ろにある。世界中の奇祭に突撃参加する関係上、家の中は本人達が面白いと感じた物で溢れている為国際色豊かになっている。しかし今の棚にはびっしりと様々な紅茶がストックされていて、テレビの下には大量の演歌関連のグッズが置いてある。故に近所の人達からは『入ったら感覚がおかしくなる家』として有名である。

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