6-4、育て直しをする

虐待のトラウマがある場合、育て直しという過程が必要になることがあります。


虐待のトラウマというのは

幼少期に、子供らしく大人に守られなかったり、認められなかったりということからも発生してきます。

(ACEはここをおさえてきてる)



大人が子供の目線におりて、認めてくれることで、子どもは安心感だったり、自己肯定感だったりを得ます。


しかし、精神的虐待で相談を受けるケースや、自分自身のケースでは、八つ当たりの対象にされたり、親の役割を担わされたりします。


そうすると、幼少期を子供らしく過ごすことが出来なくなります。


そのため、拭いきれない不安、不満、寂しさ、悲しさなどがたまっていきますし、それは恋人ができたからといって、どうにか出来るものではないんです。


恋人を親代わりにしてしまったりすれば、恋人との関係が崩れます。


トラウマのパーツとも相まって、恋人・夫婦関係が上手くいかなくなることもあります。


甘えたかった、幼少期に親と幸せに過ごしたかったパーツとかもいる訳ですね。


そこで、カウンセリングでは母親代わり、父親代わりをして、どうにかしようという風に治療を進めてもらっています。


そうすることで、正常な親像と、関係性の体験が出来たりします。

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