第2話

はじめはもちろんこんな状況を呑み込めなかった。


それは悠弥も同じだった。


でも悪い予感なんてしなかった。

それはきっと目の前の眺めが息をのむほど美しかったからだろう。


よくできたグラフィック


どこか鼻をこする草のにおい


僕らは顔を見合わせて笑った


勿論困惑していたのは事実だ。


けれどこのゲームのような世界観


僕ら男の童心をくすぐったのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

宇宙飛んじゃったらしい。 すく @ciel-ym04

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ