2024/01の記事

NHKの報道で大津波警報の際に、津波:「すでに到達」の表記は変えたほうがよくないですか?

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 ──『逃げること!』──

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 誹謗中傷する意図はありません。批判する意図もありません。何かしらの組織、団体に意見を言うつもりもありません。

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 この記事はnoteにも同じ日にアップします。

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 2024年1月1日(月)。21時22分。元日。


 Happy new year! こんにちは、井上和音です。


 個人的にはこじらせていた風邪がよくなってきました。のどの痛みが取れて、鼻水が出るようになりましたが、エメダスチンを飲んでおけば止まるでしょう。


 元気になりました。


 今日は正月なのです。しかしながら。恐らくほぼ全ての日本人が知っていると思われますが、石川県沖でマグニチュード7.6の地震が起きてしまいました。震度7を観測しました。今でも石川県の輪島市では火災が発生しています。北陸全土で停電。


 何よりも、大津波警報が発表されました。東日本大震災という地球上で最も大きなクラスの地震と大津波を経験した日本にとっては、津波というのは沿岸地域の全てを破壊してしまう、最も恐ろしい自然災害として認識されています。


 ツイッターで緊急地震速報を見た後、NHKを見てみたら、津波警報が出されていました。その後、大津波警報に切り替わりました。とにかく避難が最優先ということで、NHKの女性アナウンサーが「逃げてください」ではなくて「逃げること!」と大声で叫んでいたのは正しいと思います。学校の先生の誘導のようでした。NHKの大津波警報のときには丁寧語は使わなくなったのかなと思っていたら、そのうち「逃げてください」に変わりました。それでもいいんだと思います。


 一つだけ。善くないなと思ったのが、津波到達予想のところで石川県能登:「すでに到達」、5mとなっていたことですね。おかしくないですか。どこがという人は、「すでに到達」とは書いてはいけないと思うのです。避難先でNHK+でも見ている人は、津波が「すでに到達」と書いてあったら、「あ、もう津波は到達したのか。防寒着でも取りに帰ろう」と普通は思うと思います。外国人とか特に津波が「すでに到達」だったら帰っていいんじゃないのかと思ってしまうこと間違いなしだと思われます。


 実際には帰ってはいけません。NHKアナウンサーは何度も「津波は何度も襲ってきます。大津波警報が出されている間は避難所に居てください。絶対に家に戻らないでください」と情報を連呼していました。なのに画面では津波:「すでに到達」になっているのですね。


 他の民放ではどうなのかと見てみたら、津波:「観測中」とかで書いてありました。「すでに到達」という表現はNHKだけでしたね。


 災害が生じた時にはNHKに頼ろうとする私のような人間も大勢いるかと思います。だって緊急時と政治はNHKだもん。公共放送なんだから国民のための安定した報道をしてくれるだろうと、みんなから信頼されていると思われます。


 だから言いたいのですが、大津波警報及び津波警報が出されている時に津波:「すでに到達」の表現はやめてほしいなと願っています。ご老人の方や、日本語が堪能ではない外国人なんかは、「すでに到達しているのならば帰っていいじゃないか。NHKがそう放送しているんだからいいじゃないか」とNHKを信頼して、大津波警報が出ている中を自宅に帰ってしまう事象が発生してしまうと思っています。


 NHKに届くかは分かりませんが、NHKが好きな人間からの、NHKへの願いの一つとして残しておこうかなと思います。


 信頼される報道機関、NHKへ。


 追記:紅白歌合戦素晴らしかったです。連続けん玉失敗したのに、ギネス認定されたときの日本の動揺は隠せませんでした。あの堂々と「成功しました!」と計画通りに放送を進めていくNHKさんは、やっぱり好きです。だから私はNHK。

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