「訓練場に居た2人、精神にダメージを受けていて錯乱状態になっていたんですよ」

　受付の女性が奏汰に2人の状態を説明する

「精神にダメージを与える行為は大変危険なのです。精神にダメージを受けた場合、戦闘能力の大幅減少、最悪の場合精神の状態異常により室内で1人では居られなってしまい命を絶ってしまう事もある程危険な事なんです」

「すいませんでした…俺は自分のスキルがどんなものか確認しておきたかっただけなんです

決してあの2人に精神にダメージを与えるつもりでスキルを使った訳では無かったんです」

「分かりました、今回の事は多目に見ます

ですが、奏汰さんのスキルは強力な為、今後訓練場は出禁にさせて頂きます」

　奏汰は地下の訓練場から戻って来ると受け付け近くの机で休んでいる先程の2人を発見する

謝ろうと近くに寄ろうとしたが、他の冒険者に錯乱が落ち着いてきたのにお前が行ったらぶり返すと止められたので奏汰はスライム討伐20体と書かれている張り紙を綺麗に破り冒険者ギルドを跡にし、スライム討伐の為街の外へ向かった

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい