新しい世界へ
目が覚めるとそこは白い風景が無限に広がる空間で金髪の美女が上空から降りてきた
「私は生と死を司る女神
野々 奏汰さん貴方を新たな世界へ転生しましょう」
「えっ!?俺死んだんですか?」
「……はい」
「で、これがかの有名な異世界転生ってやつですか?」
「…はい、転生先は魔法が存在する世界ですよ!そして転生するにあたり普段は魔法属性全適性、不死、全状態異常無効といった、いわばチートスキルを1つ差し上げているのですが…奏汰さんにはいろいろ付いているのでスキルは差し上げられません…
その変わり希望があれば今の年齢のまま異世界へ転生出来ますがどうされますか?」
「魔法が存在する世界か〜楽しみ過ぎるが…俺もチートスキル欲しかったなぁ〜
まぁしょうがないっか今の年齢のままでお願いします!あ、あと異世界の言語も使える様にして下さい、覚えるの面倒なんで」
「ん?待てよ…つか色々付いてるって何?」
大丈夫ですよ新しい世界でも日本語で会話出来ますので
では、転送します!
「新たな世界を楽しんで下さい」
奏汰の瞼が急に重くなる
「待って…何が俺に何が付いて…」
奏汰の視界が暗くなる
(……あんなにいっぱい取り憑かれて…女神の私も流石に引くわ〜ウゲェェ
白い着物のそれ、めちゃめちゃ怖かった…私の事超睨んできてたし
あー怖
早く家に帰ろ)
女神は白い空間から姿を消した
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