プロローグ　帰ってきた優華たち。

　優華たちは転移魔方陣でメイン・ストリートへ帰ってきた。

　しかし、侵蝕化たちを葬っても、被害はそのままだ。

　そして、デビル・ホーンによって、壊されたギルド本部<ドリーム・フェザー>は崩壊したままであった。

「優華殿！　安楽満（あらま）殿！　音々殿！　文子殿！！」

　優華たちの耳に入ったのはなんとスサノオの姿であった。優華はゆっくりと歩く。

「スサノオ。無事だったみたいだな。まあ、世界がこれだから無事か」

「はい。拙者。世界が止まったせいか。お腹も全然空かなかったでござる」

「―――。相変わらずだな」

　目が見えないのに、それを乗り越えるスサノオ。優華は思わず、笑ってしまった。

　だが、問題がある。それはここを再建だ。

　すると、誰かの声が聞こえた。

　次回　第一章　新しい仲間。

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