04-06

 全ての魔女のいただきに立つ私のためにその力を使う名誉。至高の生命体たる私に仕えることのできる名誉。私はそれをあなたに与えましょう。ゆえにあなたは世界で、そして歴史上最もほまれ高い剣となる。私をさらなる高みへと導く剣。あなたは私が生命の枠組みを超えるための鍵。私の中のの力、そしてあなたの中に眠る生命の力。そして私という至高の意識。この邂逅により、世界は一つ歩みを進め、名実ともに私のためのものとる。よろこびなさい、この時を。享受しなさい、この愉悦を。耽溺たんできするといいわ。ありとあらゆる生命を支配する快楽に。

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