リーゲンのスキルハント ハント8 サイコキネシス

リーゲンのスキルハント ハント8 サイコキネシス


 皆さんへこれはリベンジャーの第二十四章のもう一つの話であります。よかった読んでねであります! 今回は私のミスでありますが、すぐに復興させますであります!


 真夜中。リーゲンが走る。その理由は能無のタブレットのターゲットが決まったからだ。

 リーゲンの脳内から能無の言葉が思い出す。


 ―――ターゲットの名は通称〈ウカレ〉。フルドライブスキルは〈サイコキネシス〉。昔超能力に憧れて、勉強をしていたのだが、まったく努力が実らず、周囲の人間に笑われ、親からもバカにされる始末。家出して、超能力のトレーニングをしていたが、結局うまくいかず、そこに現れたのが地下派だ。

 地下派と組んだウカレは超能力と言って、バカにしていた奴らを殺している。

 そいつがいるのは当時住んでいた廃村だ。旧メインストリートから近くにある廃村だ。


 廃村についたリーゲン。そこには大量の物が浮かんでいる二十歳くらいの男性が嬉しそうな顔でリーゲンを見る。


「君も僕の超能力を見る?」


 彼がそういうとサイコキネシスで浮いた物を投げつける。

 一方のリーゲンは【能力オープン 白鬼腕・武器創生】で作った細槍で突き、叩き、横なぎ、連続突きで物を壊す。

 しかし、ウカレは気に入らないのか。今度はリーゲンの首を絞めようとするけど、 リーゲンは瞬時に槍を投げて、相手が立っていた家の壁に突き刺した。

 ウカレの腹に刺さった。ウカレは口からを血を出しながら、得意のサイコキネシスで抜こうとするけど、リーゲンのタックルで更に抉る。

 すぐにリーゲンは右親指を右人差し指で押して、間接鳴らそうとするがウカレは念じようとしたため。


「少し静かにしてもらえますか?」


 リーゲンは恐ろしい顔で左肘打ちで相手の口を塞いだ後。すぐに右人差し指を右親指で押して、骨を鳴らした後。右手に魔力を纏って、無理やり魔力穴をこじ開けて、それを無理やり突っ込んだ。

 嫌がるウカレ。しかし、リーゲンは躊躇いもなく引きずり出した。

 そこにあったのは魔力球だ。それを【能力インストール】で取り込んだ。

 何かを言っているウカレであるが、リーゲンはそれを無視。目を見開き、サイコキネシスで相手の首をねじ切った。

 右手に【能力オープン 白鬼腕・武器創生】で作った片手剣に魔力を変換して、炎属性に付加。そして、リーゲンは首から下を燃やし始めて、リーゲンは帰ろうとすると。


「リーゲン。急いで帰れ。屋敷にグルメル・キッチンが来たぞ」

「――――!? とりあえず、ターゲットは渡しておきます。報酬は後ででもいいので!!」


 すぐにリーゲンは驚き、焦った顔で能無にターゲットの首を渡して【能力オープン 高速】で走った。

 高速で向かっているから、すぐに屋敷についたリーゲン。すると、リーゲンは目を丸くする。

 そこには優華と見知らぬ女子中学生。音々と同じ身長で瞳が金色の者がいた。


「久しぶりだテーキ!! リーゲンちゃん! ミーちゃんだテーキ。〈グルメル・キッチン〉だテーキ」

「――――」


 硬直するリーゲン。それと同時に涙が流れ始めた。どうやら、再会できたのか。うれし涙だろう。


 殺害対象者 ウカレ フルドライブスキル サイコキネシス


 超能力を修行しているが、なかなか実らず、周囲からバカにされた者。しかし、地下派の協力を得て、念願のサイコキネシスが手に入った。手始めにバカにしてきた者たちを葬ったが、これが堕落するとは思わなかった。


 次回 ハント9 分身

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