ウエポンウォーズ 第三章 変態モンスター大集合

ウエポンウォーズ 第三章 変態モンスター大集合



闘技場が始まった。しかし、一同の前にいたのは。


「「「「「―――――――」」」」」


 下品な顔で見る変態種のモンスターであった。

 左から、色が濃いピンク色の下品な子供くらいの背丈しかないにやけたゴブリン〈変態ゴブリン〉。

 続いて、同じく濃いピンクの鼻息の荒い二足歩行の豚魔物〈変態オーク〉。

 さらにピンク色の液体。触手がいやらしい〈変態スライム〉。

 最後に涎を垂らしながら、女をいやらしい目つきで見る〈変態リザードマン〉。

 それぞれ、五体ずつ現れる。


『ルールは簡単だジャーン。制限時間内に生き残れば勝ちジャーン!!』


 エロ・ダイスーキがマイクを通して、ルール説明をする。

 ソード以外は簡単だと余裕ぶっこいた。

 しかし、エロが開始のコングをなると同時に。


 ――――ッビり!


 ソード以外の装備がすべて破壊された。


「え? え?」


 ソードはその場で困惑する。ソード以外はビックリした顔になる。

 特に取り乱したのはランスだ。

 しかし、それに彼女らの戦う武器はすべて破壊された。

 変態種たちは一斉に襲い掛かり、彼女たちは玩具にされた。

 あのクレイモアも力を発揮できず、オークの玩具にされてしまう。

 ハンマーやアックスはオークたちの玩具とされてしまった。


「いやあああだ!!!」


 デュアルダガーはひどく泣き叫んでいた。相手はオークだ。

 それにサイスやメイスはスライムの餌食となり、ランスもゴブリンの餌食となった。

 全身傷塗れの刀はリザードマンにやられ、アローはスライムに呑み込まれてしまった。

 時間切れとなり、ソード以外の者は脱落。そのまま放り出された。

 戸惑うソード。しかし、一人になったことで彼女は安心した。

 だが、彼女は知らない。これがはめられたことを。


 魔物図鑑


 変態種


 ピンク色に染まった変態モンスター。一言で言うと変態である。

 特に女を見た裸体を見ると興奮する。

 エロオークやエロリザードマンはそれの類。

 

 変態ゴブリン


 ピンク色に染まったゴブリン。性欲が強く、若い女性なら躊躇いもなく襲う。


 変態オーク


 ピンク色に染まったオーク。下品に鼻息が荒く、小さい子や女性には容赦しない。


 変態スライム


 ピンク色に染まったスライム。触手がエロそのもの。相手を縛るのが好き。


 変態リザードマン


 ピンク色に染まったリザードマン。相手を痛めつけることに快感を覚える。ドSだ。



 次回 願いをかなえる勲章

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る