解離性障害はまだまだ認知度が少なく誤解されやすい病気だ。漫画『シュリンク』ではあらゆる精神疾患の中でも誤解される病気と述べている。そんな私自身も解離性障害で苦しんでいた時期があった。タイトルにもあるように『膜』がある感覚。メチャクチャ分かる。解離性障害になるとどんな世界にも膜があるように感じてしまうのだ。このエッセイはリアルに解離性障害で苦しみ当事者はもちろん理解したい支援者にも役に立つ。