第40話
英気を養い、俊達はスペースウォー、チーム対抗戦の2戦目に挑んだ。
今回は、前回の反省を生かし、勝負に挑む。
まずは、駆逐艦同士が衝突し、激しい攻防を繰り広げる。
戦場にはミサイルが飛び交い、迎撃の為の弾幕が飛ぶ。
俊は自分の重巡洋艦で楓の航空母艦を守るように陣取り、敵艦の群れの中に突っ込んでいく。
味方の軽巡洋艦もそれをカバーするように前に出る。
突出する形になった、俊の重巡洋艦に相手の戦闘機が群がってくる。
俊の重巡洋艦は弾幕を張り、時間を稼ぐ。
その間に、楓の操る航空母艦から、戦闘機が発艦する。
楓の放った、戦闘機は戦場をかき回す。
俊の重巡洋艦はダメージを受けすぎて今にも沈みそうだが、最低限の仕事は果たした。
俊の重巡洋艦のわきを、味方の軽巡洋艦が通り過ぎていく。
味方の軽巡洋艦は敵の駆逐艦を横から攻撃する。
相手は慌てて、対応するが、間に合わずに被害が広がっていった。
敵の戦艦が楓の航空母艦を狙っている。
俊は重巡洋艦を割り込ませ、楓の航空母艦を守り、最後の仕事をやりとげた。
圧倒的な戦力差で味方の艦が相手の戦艦を攻撃して決着した。
「ふぅ・・・。何とか勝てたね」
「俊、守ってくれてありがとう」
「自分の艦を盾にするなんて。中々、面白い物を見せてもらったわん」
今回も、ドリトルさんの戦艦は温存する形になった。
スペースウォーのチーム対抗戦は銀河ネットで配信されている。
俊達は手の内を読まれないように、出来るだけ、ドリトルさんの戦艦のデータを取られないように立ち回っている。
どれだけ効果があるかはわからないが、やらないよりはやった方がいいだろう。
時間があったので、休憩を取りつつ、他のチームの映像を確認する。
参考になる映像も何個か見つけて、チーム内で意見交換が行われた。
1時間後、3戦目が開始された。
今回は、前に出ず、相手を誘い出すことにした。
駆逐艦により、宇宙機雷が設置される。
この宇宙機雷は、登録されていない艦船が接近すると、起動して艦に向かっていく兵器だ。
相手は、慎重に艦隊を前に進めてくる。
宇宙機雷が起動して、敵の駆逐艦に襲いかかる。
相手は予測していたようで、宇宙機雷を迎撃する。
万全の状態で待ち構えていた俊達は、総攻撃を開始した。
宇宙機雷のおかげで、手数が違う。
結局、そのまま押し切って3戦目の勝利を手に入れた。
使ってみてわかったが、宇宙機雷は中々厄介な存在だ。
自分達も使われる可能性があるわけで、何かしらの対策が必要だろう。
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