第9話 続 葦原の戦い

 軍馬が疾走に移ると、どどど…と大地が震えた。

 騎士たちはランスの尻を甲冑の脇金具に添え、ターゲットシールドを構える。

 常人ならば、無謀としか思えぬ速度で、騎士たちは激突する。

 痛々しい衝突音が、葦原の練兵場に炸裂した。

 ある者は馬から落ち、ある者は盾でいなし、ある者はランスをへし折った。

 両軍勢とも位置を入れ替え、馬を反転させる。

 痛みに耐えるうめき声…。

 落馬した者は、よろよろと立ち上がり、再び馬に登ろうと努める。

「シュタッツが落馬したまま動かない!」

「助けろ!抱き起こすんだ、踏み殺されるぞ!」

「列を揃えろ!整列ッ!構えぇぇ!」

「ランスが折れた、ちょっと待て」

「叩き落としてくれる!」

「我らが姫のために!」

「姫のために!」

「姫のために!」

 騎士たちは痛みに堪えながらも、何かに取り憑かれたように、猛り狂って突撃を繰り返す。

 再び、両陣営は元の位置へと馬を戻した。

 地面で伸びている主人を、従者たちが引きずりながら取り戻す。

 両陣営の騎士たちは、その作業を待った。

 実のところを言えば、馬だって馬鹿ではない。地面にある異物を踏んで、命とも言える蹄や足を傷つけたくはないのだ。歩めと命じても、体重をかけるような事はしない。だから甲冑を着た者が踏まれるようなことは、偶然以外には起こらない。

 しかし、そのような者がたくさん転がっていては…せっかくのランスチャージが台無しになる。障害物が多くては、その偶然も起こる確率が高くなる。

 つまり、場を整えたい、というのが双方の騎士たちの心情であった。

 騎士の脇を守りつつ、落馬した相手に追い討ちをかける役である、歩兵たちは遠巻きに見物している。

 この練兵場の戦いは、騎士たちにとっては誉れある戦場であり、それは何にも増して魅力に溢れ、滅多に出会える事のない得難い機会でもあった。

 負傷した騎士を、従者たちは数人がかりで協力しあい、馬の背に乗せ、あるいは脇を持って引き摺りながら、葦原の奥へと運び去る。

 パヴァーヌ王は、再びチャージ合戦が開始されるのを楽しみに待ち受けていた。

 …だが、その機会は訪れなかった。

 辺境の騎士たちは、馬首を巡らすと一斉に葦原へと飛び込んだ。

「逃げるのかッ!臆病者たちめ!えぇい、追え!逃すな!」

 パヴァーヌ騎士たちが、その背中を目掛けて馬を駆る。

「やめいッ!陽動だ!止まれ!馬鹿どもたちが!」

 王が怒鳴り、引き金を鳴らすよう指示するが、怒号の只中にいる騎士たちの耳には届かず、止まったのは100騎ほどだった。

「騎士たちめ、遊びを取り上げられた子どものように、後を追っていってしまいおった。うぬぬ…きっと、罠が待っておるぞ…クソめ、あれほど気をつけろと儂が言っておったのに!」

 毒づく王へ、賢人が進言する。

「歩兵を送りましょう!沼地に騎士は鬼門でございます」

「歩兵部隊、早く参れ!前進せよ!前進だ!…儂も行くぞ!」

「陛下、どうかお待ちを…」

 王は賢人の制止を払う。

「魔術師たちを下がらせろ。葦原の中では役に立たん」

「御意に、しかし陛下までが向かわれては…」

「ここにいても、大局は見えん!」

 練兵場を通り越して、歩兵軍団が列を成して葦原へ侵入していく。その中に紛れて、王も近衛の騎士たちを随伴させて続いた。

「道を選ぶな!広がって進むのだ!」

 騎士たちが薙ぎ倒して出来た道の先に、槍を固定した防御柵が姿を現した。それの背後で守備につくはずの敵兵の姿は無く、槍は半分ほどが折れていた。

 馬のいななきを聞き、王は道を外れ、葦原を剣で薙ぎ倒しながら声が聞こえた方へと進む。

「陛下、どちらへ…ひっ!」

 賢人は、沼地に足を取られた馬と、半ば沈みかけた騎士たちを見て悲鳴を上げた。

「歩兵ども、騎士たちを助けよ!」

 運悪く、王の隣にいた歩兵たちは、まさか断るわけにもいかない。勢いよく沼に飛び込み、一気に腰まで埋まってしまった。

「…馬鹿しかおらんのかっ…たくっ…他の者は前進だ!」

 前方から、戦闘の音が聞こえる。

「補足したのでしょうか?」

 馬を寄せた賢人の頭を、王は剣の腹で叩いた。

「お主に見えぬものは、儂にも見えぬわ!少し、黙っておれ」

 葦原が急に開けた。そこに見えたのは、矢を浴びて倒れるパヴァーヌ兵たち。ここ葦原は、根本から刈り取られ、狭い広場になっていた。

「しまっ…」

 王は慌てて馬を返すが、広場の反対側から射られた敵の矢が、馬の腹部分、フランチャードに突き刺さる。少しズレれば、あわや王の太ももを射抜かれていたところだ。近衛の騎士たちが、身体を張って防壁を作る。

「敵は弓兵だ!盾を構えて突撃しろ!斬り殺せぃ!」

 歩兵たちが突撃した後、王の馬が前膝を折って座り込んだ。

 王は機敏な体さばきで、地面へ降りる。

「残念だが、もうダメか…仕方ない」

「王陛下、私の馬をどうぞ」

 近衛が進めるのを、王は断った。

「どのみち、馬では限界だ。いずれ、ぬかるみにはまってしまうだろう…歩いた方が、まだ…」

「陛下!危のうございます!」

 賢人が馬を飛び降り、王の身体に覆い被さるようにして、草むらの中に押し倒した。

 背後から急襲した敵の騎兵は、馬首を転じようとした近衛たちを次々と斬り伏せ、槍で突き落とし、逃げようとする歩兵を追って頭を砕いた。わずか50騎ばかりの襲撃者は、王の周辺にいた兵たちを倒し、すぐにどこかへと走り去った。

「近衛と気づかぬか…田舎武者どもが…おい、もう良い、どけ、どくがいい」

 王は賢人の身体を押し除けて、その喉から、クォレルの矢先が突き出していることに気づいた。

 賢人は口から血の泡を吐き出しながら、声にならない言葉を吐いている。

「お前もか…やれやれ仕方がない。お前の忠義には、心から感謝する」

 そう言いながら、王は賢人の腰から短剣を抜くと、切先を彼の鎖骨あたりにあてた。

「先に待っておれ。どの道いずれ、儂も逝くでな…」

 切先は心臓を突き、賢人の体は王の腕の中で、激しく痙攣した…やがて息絶えた。

「王、ご無事でしたか!」

 毛皮で飾り立てられた外套を纏い、銀製の胴鎧を着た男が、王を立ち上がらせる。

「見ての通り、儂の賢人は死んだ。お前は確か、ウルバン男爵と申したか?お主を次の賢人に命ずる。忌憚なく意見することを許すぞ。代わりに、今後、儂の側を無断で離れることは許さぬ」

「え…わたくし…ですか?」

「同じ命令を二度言わせるな」

「は…はっ!拝命したします」

 ウルバンは賢人の屍にトリスケルの印を切ると、さっさと歩き出した王の後を追う。

「お、王、馬を調達いたしますので、しばし…」

「要らぬ。それよりも、近衛が壊滅した。兵たちと合流せねばならん…ん?」

 兵たちが踏み倒して出来た道の先に、右から左へと走りすぎる友軍の兵士たちの姿が見えた。

「急げ!あの者たちを留めよ!」

 王の命令に、ウルバンは走り出す…が、彼が声を発するよりも早く、辺境騎士団の騎兵たちが右手から出現した。

「あわわ!陛下、お隠れを!」

 ウルバンが慌てて引き返し、王の姿を自らの背で隠す。

 彼は目をつぶって、敵の攻撃に身構えた…。

「もう良い…。通り過ぎた」

 賢者の肩に手を置き、王は十字路となった道を確かめる。

 水が染み出す泥濘の中、大勢の味方兵士たちが、背後を襲われ突っ伏していた。

「彼奴等め…まるで縦横無尽だな…なぜ、沼にはまらぬ。窮鼠猫をも咬むか…あるいは…」

 王は息を大きく吸ってから、一喝した。

「騎兵に追われて背を向けるとは何ごとかっ!自殺行為だと知れ!…ええいッ貴様ら、そのまま夜になるまで寝ているつもりかっ!立ち上がれ!儂を誰だと心得る!立て!立て!立て!」

 それが王の声だと知った兵士たちは、傷の痛みを堪えながら、一人、また一人と立ち上がり始める。

「賢人よ、見たか?儂の声は、25の屍を蘇生させたぞ!」

 戦場の只中にあって、王は豪胆に笑った。

「王よ、旗槍が見当たりませぬ…」

 不安げな声でウルバンが伝えたのは、伏兵の襲来を知るための目印だ。葦原の上に先端が突き出しているはずの、長槍の先に付けた目印の旗は、気づけばもう…一本も見当たらなかった。

「ただ単に、ここからは見えぬだけなのやも知れぬ…疑心暗鬼は破滅の道ぞ…賢人よ、後続部隊に兵を送って前進を促せ」

「しかし、先ほどは後背をつかれました。すでに後続は崩壊している可能性も…」

「儂の言葉は、お主の耳に届かぬのか?疑心暗鬼になるなと言ったばかりであろうに。奴らめは、掃討はせんだろう。奇襲し、囲まれる前にすぐに消え失せるのだ。敵中で孤立するのを恐れている。だから、時間のかかる掃討戦はせぬ。とどのつまりは、後続の兵たちはほぼ、健在だということだ。数千の兵をこの短時間で無力化できてたまるかと言うものだ。だが…伏兵に合い、混乱しているやも知れぬ。すぐに知らせを送り、王が前進を命じていると伝えるのだ。良いな!」

 ウルバンは、合流した兵の中から使いを送り出すと、残りを再編成して王の警護を命じた。

 そこかしこに、沼にはまり、矢を射られた友軍の死体。

 まだ進めるかと思いきや、急にふくらはぎまで足を呑み込む泥濘。

 乾いた道には障害物、それを避けると待っているのは沼地と弓の襲撃…。

 沼にはまって立ち往生しているのは、十中八九、友軍の姿。

 ややもすると、葦原から唐突に湧き出る敵兵。

 戦場は、不意遭遇戦の坩堝と化していた。

「さてはロベールめ…手を貸したな…儂の忠告を無視しよって…」

 王は怒りに拳を握る。

 彷徨っていた兵5人を吸収すれば、伏兵によってたちまち5人を失う。

 敵は深追いせずに、体勢を整えた頃には、早くも姿をくらましてしまう。

「どうなさいましょう?」

「お前の役目は何だッ!今、何と申した?どうなさいましょう?だとッ」

 王はウルバンの頭を剣の腹でバシバシと叩いた。

「ひぃ、申し訳ございませぬ!」

「謝る前に、頭を使って見解を述べよ」

 新人の賢人は、唾を飲み込むと、汗を滲ませながら懸命に言葉を紡ぐ。

「…おそらく、兵たちは近くにおるはず。しかし、集結を促そうにもその場所もなく、沼にはまる者が増えるばかりでしょう…ここはしばらく、いたずらに手を加えることをせず、ゆるりと確実に前進するのが吉かと。葦原も、無限に続く訳ではありませぬ。夕刻までに、海まで追い詰めることができれば、我が方の勝利は確定します」

 王は、転がる負傷者と死体をざっと見渡す。

 敵軍1に対し、友軍は4といったところだ。

「兵たちの頭の中も、伽藍堂ではない。そろそろこの戦場での戦い方を、各々が考え、学んでおるだろう。このまま兵たちと合流しながら前進するぞ!」


 倒れた葦を踏む音、靴が水を蹴る音…近くで聞こえる草を分ける音…。

 その音が、味方の足音なのか、それとも敵方のものなのか。

 襲撃に備え、足音を消そうとすれば、自然と体勢が低くなり、やがて太ももの筋肉は張り、汗が吹き出し、体力が奪われる。

 耳を澄ませ、神経を尖らせたまま、心が、体力が、少しずつ削られていく。

 大した距離は進んでいないはずなのに、兵たちは疲労し、時間ばかりが過ぎていった。

 いつの間にか、日差しは午後に差し掛かっていた。


 王たちは身を潜めながら、乾燥させたパンを葡萄酒で胃に流し込み、一息入れた。

 それからさらに数時間後、数度に渡り遭遇戦を凌ぎ、少しずつ兵たちと合流し数を増やし、その数が百を超えた頃…ウルバンは前方右手を指差した。

「王ッ!あそこに、櫓が見えます!」

 カーテンウォールのように視界を遮っていた葦原は、多くが薙ぎ倒され、視界は徐々に開けてきていた。ウルバンが指差す方角には、急拵えの見張り台があった。そして、その上には数人の騎士の姿…。

「捉えた!ルイーサだ!」

 王はようやく得た光明に、年甲斐も無く飛び跳ねた。

「敵襲ッ!」

 それも束の間、後ろを振り返ると、百を越えるかという敵兵が葦原から、続々と湧き出して来た。

 瞬く間に味方が薙ぎ倒され、敵兵の濁流は王を包み込んだ…!

 敵兵たちはまるで暴馬の一団のように、王を押し退け、突き飛ばし…そして、過ぎていった。

「…王、無事ですか?」

 泥濘に頭から突っ伏していた賢人が、突っ立ったまま惚けている王に、声をかける。

 次に襲来したのは、地響きのような、水を蹴る蹄の音。

 あわや自らの王を叩き倒す寸前で、パヴァーヌ騎士たちの一団は馬を制止させた。

「王、ご無事で!?」

「おお!我が騎士たちよ!アルノルドに感謝を!…して、どれほどおるのだ!?」

 尋ねられた騎士は、王に馬を譲りながら答える。

「確かではありませぬが…おおよそ騎士が百弱、歩兵が二、三百ほどかと…友軍は方々に散ってしまい、合流しながら王を探しておりました」

「でかしたぞッ、敵は分散しておる、これで良い!進むぞ!敵の大将を捕捉した!このまま突き進むぞ!我に続けッ!」

 馬上の人となった王は、剣を抜いて騎士たちを先導した。

「王、勇足は危険ですぞーッ」

 騎士たちはウルバンが賢人となったことを知らない。馬を交代してもらい損ねた彼は、歩兵に混ざって王を追うしかなかった。

「しらいでか!?戦とは古来より、激動を制する者が勝利するのだ!」

 勝機を掴んだと確信したパヴァーヌ王は、もはや迷わなかった。

 葦が顔を打つのも構わず、馬を走らせる。

 彼の騎士たちは主人に離されまいと、必死に追いすがる。

 途中、見張り台を再び視界に収めるが、すでに無人となっていた。

 王は考えた。こちら側から見えたのだから、あちら側からも見えたのだろう。それは良い。問題は、どれほどの手勢を残しているか、だ。その数が多すぎれば、これは無謀な突撃に終わる。だがしかし、逆に少な過ぎればそれも良くない。なぜなら、捕捉する事が困難になるからだ。

 不意に、葦原を抜けた。

 海風の薫る草原の先…小高い丘の上に、10騎ほどの姿…その中に、白銀の女騎士を認めた。

「勝機ッ!」

 パヴァーヌ王オーギュストの顔が、残忍な笑みに満たされた。

 足場の良い場所に出た騎士たちは、速度を増し、随伴の歩兵たちを追い越して草原の傾斜を駆け上る。

 敵の騎士たちは、これ見よがしに目立つ丘の上から動かない。

 王は、内心ほくそ笑んだ。おそらく、その背後はすでに海なのであろう!

 中腹まで達した時、敵将の女騎士は、ふと王の右手側を指差した。

「…?」

 王はそれにつられて右手を見た。

「なんだとッ!?」

 反射的に、手綱を引き上げてしまった。

 後続の騎士たちも慌てて、急停止させる。

 1隻のガレー船が、横腹を見せて停泊していた。

 その甲板には、弩と長弓を構えた兵士たちが、ぎっしりと並んでいる。

 瞬間的に、王は思考した。

 確か、この地の海の底は、どこまでも続く、遠浅の泥で覆われているはずだ。

 もしかすると、潮流が造り出した、天然の水路があるのかも知れぬ。

 しかし、そんな芸当が可能なのは…。

「おのれッ、ロベールめ、生かしてはおかぬぞ!」


 フラムより派遣されたガレー軍船の上には、長い金髪を風に靡かせる細身の騎士と、茶色の髪を後頭部に結い上げた女性剣士の姿があった。オスカー神殿フラム司教座パンノニール伯ランメルト・ファン・

フラムと、その妻イナヤであった。

 誰が気付いただろうか、イナヤの肩には、一羽のヒヨドリがとまっている。

 二人は、眼前を横断する敵兵たちに狙いをつけ、アマーリエの合図を待っていた。

「クロスボウ、放てッ!」

 ランメルトの号令で、バシバシと音を立ててクォレルが発射される。

 逃げ場のない場所で、水平射撃を受けた敵は甲冑を貫かれて、次々と倒れた。

 3連射の後、弦を引き上げる装填作業のため、間が空く。

 次は、イナヤの番であった。

「いくわよっ、それっ火矢を放てぇぇぇぃ!」

 イナヤが剣を振り下ろすと、火の粉の尾をひく大量の矢が、葦原に吸い込まれた。

「これ、一度やってみたかったの!感動ッ」

 イナヤが小さく飛び跳ねると、ヒヨドリは羽を開いて懸命にバランスを取った。


 パヴァーヌ王は、敵船からの第一波攻撃を受けても、まだ生き延びていた。

 矢を喰らって暴れる馬を制御しながら、必死に頭を巡らす。

 尻込む事なく、このまま突撃を敢行するのも一手…しかし、丘の先にさらなる伏兵がいる可能性もある。まだ、丘の向こうは海だと決まったわけではないのだ。


 そして、もう一つ…撃ち続けている火矢は、退路を断つためか?…それとも、応援を妨害するためか?


「どちらだッ!?」

 その答えが判れば、次の一手を打てた。

 だが、もう間も無く、弩兵たちの弦引きが終わる…。

 再び、先ほどの三斉射を喰らえば、手勢は壊滅。 

 手綱を引き上げてしまったあの時すでに、選択の余地は消え失せていたのだ。

 王は反抗する馬を御し、火矢が降り注ぐ葦原へと飛び込んだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る