第20話

「ちょっと紅羽、くすぐったいよ~」

「ほう、ここが良いのか~?」


 紅羽は変態のように夕実の豊満な胸に顔を埋めた。

 女子同士じゃなかったら停学の上に捕まってるぞ。

 いや、今は女子同士でも捕まるのか。


「ちょ、そこは……」

「やめなさい」


 やりすぎ紅羽の首襟を引っ張る。

 流石にこれ以上は不味いと感じたので彼女から引き離す。


「にゃふぅ~」

「お前は猫か」


 そんなことを言いながら仲良く食事を進めていく。


「ねえ紅羽、連絡先教えてよ」

「うん、いいよ~」


 そう言って互いに連絡先を交換していると、こっちを見る。


「正輝も、交換しない?」

「え、僕?」

「……駄目?」

「駄目じゃない」


 そう言うと僕も携帯を取り出し、彼女と連絡先を交換する。


「ねぇ、これからもお昼三人で一緒してもいいかな?」

「構わないんじゃないか、なぁ紅羽」

「え、うんそうだね……」

「よし、それじゃグループ招待したから後で入っておいて」


 彼女のからグループの正体メッセが届いたので入る。

 続いて紅羽も入っていくと予鈴のチャイムが鳴る。


「そろそろ戻らないとだね、いこっか」


 僕らはそうして屋上を後にした。



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追記

 この部分はいつか書き直します。



 



 

  

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