第1回 まさに運命共同体!?エスカ&メリー れとると様作 「残機令嬢は鬼子爵様に愛されたい」より
記念すべき第1回は……
れとると様作
「残機令嬢は鬼子爵様に愛されたい〜前略、私を溺愛してくださる旦那様。うちの鬼畜実家の相手もよろしいですが、早く手を出さないと私、女の子に取られますよ?かしこ〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330664882202998
より、運命共同体!?なエスカさん&メリーさんです!!
ネタバレベル ★★★★(第1章後半の完全ネタバレな設定に触れます。そこまで読んでないネタバレNGな方はバック!!)
1章最終話時点までの関係性を書いてます。
もっと先まで書こうと思ったのですが、字数が爆発したので……。
あらすじ――――――――
エスカ・ロイズは命のストック「残機」という特別な力を持つ、男爵家の令嬢。
だがそれゆえ化け物扱いされており、家族とはみなされずに離れで一人暮らしていた。
書類の代筆を引き受けることで敷地にいることを許されていたが、ある日さる子爵に嫁に出されることになる。
嫁入り先のエスド子爵は悪鬼羅刹と恐れられる騎士でもあり、怖気づいたエスカはささやかな抵抗をする。
だがロイズ家の者は長年暮らしたエスカの大切な離れを焼き、彼女を追い出した。
悲嘆に暮れるも、子爵家に意外に暖かく迎え入れられるエスカ。
だが肝心のエスド子爵メイル・ウィンドは、小さくみすぼらしいエスカのことがお気に召さない様子。
そもそも彼は非常に大柄で……どう考えても妻の務めは果たせそうにない。
ロイズ家に戻されたくないエスカは、覚悟を決めた。
体格差が何するものぞ。いっそ残機をためて挑んでやろう。
エスカはエスド子爵に愛されたい。
――――自由と幸福と、おいしいご飯のために。
これは不死身の化け物と惨い扱いを受けてきた令嬢が。
転生したことを思い出したり、残機がちっちゃい分身になったり、不注意で死んだり、ドラゴンを投げ飛ばしたり!
婚家の人々や、分身一同や、実やお偉い文友たちと、わちゃわちゃ大暴れしながら。
不器用で大きくて、優しく素敵な彼女の騎士と、愛を育む物語。
――――――――――――
まずは少しだけ作品について語らせてください。
タイトルとあらすじを見てわかる通り、ご令嬢が嫁入りするお話です。
実家で不憫な扱いを受けていた主人公・エスカさんは嫁ぎ先で幸せになることができるのか!?
鬼子爵様とラブラブ生活を送ることができるのか!?
――というお話なのですが、それだけではないんです。
溺愛系嫁入りモノですから、主人公とヒーローの設定、関係性が魅力的なのは当たり前。
それだけではなく!!その他の!!2人の周りの皆様が!!尊い!!!!
尊い関係性が多すぎて、語りきれないのです、これは間違いなくこの作品の魅力です。
ご紹介したい関係性が多すぎるのですが、とりあえず今回は主人公エスカさんと、運命共同体(?)のメリーさんについてご紹介させてください!
主人公のエスカさんは、「残機」という特別な力を持っています。
残機はエスカさんにだけ見える数字で確認できるのですが、たまに喋るそうです。
作中序盤でも<――――>と、残機の声がエスカさんを助けてくれます。
我々読者は「残機、喋れるの!?誰の声なん!?」と頭に?を浮かべながら見るわけなのですが、第1章終盤で、それが明らかになります。
何故明らかになるか?それはなんと――残機が実体化するからです!!
残機はただの数字ではなかったのです。
詳しくは本編で!なのですが、エスカさんを愛し、見守り、時に助けてくれる心強い仲間だったのです……!
そんな残機達の1人、初めに実体化したのが、メリーさんです!
突然現れた、双子のようにそっくりな容姿の、けれど性格は正反対の、もう1人のエスカさん……。
……良!!
良いですね、既に萌えますね?わかりますか?尊いでしょ?
家族にすら化け物扱いされてきたのに、ずっと見守ってくれている人がいた、そしてその人に、超絶不安な嫁ぎ先で対面できた……はい!萌っ!!
私がエスカさんだったら嬉しすぎて引くほど泣きます。
実際エスカさんも泣いてらっしゃいました、引くほどではないですが。
この2人の関係性、既に尊くないですか?更に絡みも尊いんですよ……。
鬼と言われている子爵様と上手くやっていけるのだろうか、と不安がっているエスカさんに、メリーさんは明るく優しく「大丈夫。」と言ってくれます。
メリーさんはその時“お姉さん”を自称するのですが、本当に頼りになるお姉さんって感じでとっても安心できるんです!!
圧倒的安心感!強く生きてエスカさん、頑張ってエスカさん……と震えながら読んでいたのに、メリーさんが出てきた瞬間思いました、これ絶対大丈夫だ。と。
優しいお姉さん、メリーさんはエスカさんのことを心から愛していることが、初登場回だけでひしひしと伝わってくるのです。
鬼子爵・メイル様とどのように上手くやっていくか、メリーさんは相談に乗ってくれます。
その時、今まで残機があるから!と毒キノコに挑戦したりしていたエスカさんが、残機の力を借りるのを躊躇うんです、メリーさんに死んでほしくないから、と。
メリーさんは残機が実態となった人、つまり残機を消費すると、メリーさんは消えてしまうのです……。
メリーさんに消えてほしくない、と、エスカさんは残機を大切にすることを学びました――
エスカさん、なんて優しい、仲間想いないい子なんでしょう!!
私は感動しました。なんていい子なの!
そしてそんなエスカさんの意見を聞いたメリーさんは言います。
「エスカが……尊いッ!!」
と。
――わ か る っ !!と叫びたくなりました。エスカさん尊すぎます。そう言うメリーさんも尊いですがね?
そんな尊いやり取りをしていると、やってきます、鬼子爵メイル様が……!
メイルさんや一緒に来た従者さん達から見ると、エスカさんが2人いる状況になるわけでして。
どう言うことだ!って大パニックになる――と思うでしょう?
メイルさんも色々あって(何があったかは本編を読んでくれ!)いっぱいいっぱいでして、メリーさんのことをスルーし、ぞんざいに扱ってしまいます。
するとエスカさん、どうしたと思います?
……ぶち切れたんですよ。
上手くやっていけるかなー……とか言ってた相手に、旦那様に、ぶち切れたんです。
びっくりじゃないですか?
大切なメリーさんを雑に扱われて、怒ってしまったらしいです。
もう、エスカさんってば、メリーさんのこと大好きすぎですよっ!
エスカさんの優先順位では、メリーさんは旦那様よりも、家での立場よりも圧倒的上だったってことですか?
尊くないですか!?
嫁入りモノなのに旦那様より優先される友愛……!素晴らしいですよね?
もう相思相愛じゃないですか!
エスカさん、大切なお姉さんと一緒なら、旦那様相手に怒れるくらい無敵になれるのね!
と、我々読者はエスカさんの成長に萌え、2人の素敵な関係性に萌え……メイルさんに同情するのです(笑)。
メイルさん頑張って……。
その後も一緒にいることを許可され、抱き合って喜ぶ2人。
自称お姉さんの癖に作法がなっておらず、意外と子供っぽかったメリーさんと、作法を教えてあげることにするエスカさん。
と尊い絡みだらけなのですが、1から100まで語るのは無粋!まとめに入りましょう!
この2人が一緒ならなんでもできるのでは!?と思わせてくれる、素敵なお2人です!
メリーさんの発言を見るに、どうやら仲間はまだまだたくさんいる模様……
エスカさんと、メリーさん含む愉快な仲間達の今後が楽しみですね!
以上!れとると様作
「残機令嬢は鬼子爵様に愛されたい〜前略、私を溺愛してくださる旦那様。うちの鬼畜実家の相手もよろしいですが、早く手を出さないと私、女の子に取られますよ?かしこ〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330664882202998
より、運命共同体!?なエスカさん&メリーさんでした!
素敵な関係性、私の萌え所、少しは共感していただけたでしょうか?
少しでもいいと思った方は是非、本編までエスカさんとメリーさんに会いに行っててあげてください!
萌花はいつでも関係性に飢えています!素敵な関係性あれば、是非お勧めしてくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました。
そろそろ、次なる関係性を探す旅に出ます!また次回〜!!
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