第11話

幼女の身体を拭き、とりあえずTシャツを着せる。全裸Tシャツ幼女の完成だ。

リビングに行くと机いっぱいに料理が出来ていた。

「どうだ!すごいだろ!!」

とドヤ顔の大女。確かにすごい。腹の音が止まらなくなった。

「じゃ食べようか」

意味もなく幼女の頭を撫でる。

「は、はい!」

三人でひたすら食べる。食べる。食べる。食べる。

「って違――――――――――う!!!」

大女が叫ぶ。

「何が?美味しいよ?」

「あ、ホントか!いや~~~~って違う!味付けの事じゃない!!何だこの状況は!?何だお前は!?」

お~気付いたか。馬鹿っぽいから気付かないと思った。

「ん~お腹も落ち着いてきたし、話しをそようか。聞きたい事あるのはこっちもだし。よく分からなかったんだよね、さっきの説明じゃ」

「えっと、どこから離せば・・・・・」

「カクシ様!話さなくていいですよ!さっきと状況が違います!こいつ殺して終わりです!」

「・・・・やってみろよ」

大女の拳が私の顔面に振り下ろされる。

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