第6話
ゴンッッッ!!!
幼女の頭を踏む。強制土下座させる。
「ぐがふっ!!」
「貴様―――――――――!!!」
幼女の仲間らしい。めんどくさい・・・・。私はさらにもう1回頭を踏みつけながら私は言う。
これ以上私に何かしようとするなら、このまま顔を潰すと。
「この外道が~~~~~!!!」
余程大切らしいなこの幼女。あとこの女あんまり頭良くないな、良かった。
「ぐ・・・止めろ一里塚・・・今はこの方の・・・話を聞け・・・」
「カクシ様!!・・・・貴様何が望みだ!?」
・・・・・改めて聞かれると何だろう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
自由になりたい。苦労のない自由になりたい。
今私の中で今までにない何かが開きかけている。心臓の辺りがフワフワする。
自分が自分じゃないみたい。これが本当の私なのか。いつもより客観的に自分を見れる。指先が痺れる。今にも笑い出しそうだ。踊りたい気分。何かに無性に噛みつきたい気分。もっともっと暴力したい、何でもいいから。舐めたい、飲みたい、食べたい、いじりたい、笑いたい、泣きたい、暴れたい、殴りたい、蹴りたい、血が見たい、汚いものが見たい、触りたい、掴みたい、蹴りたい、踏みたい、壊したい、叫びたい
色々な感情、欲が際限なく出てくる。
私はしゃがみ、幼女の髪を引っ張り顔を上げる。
「ガッ!!?」
「や、止めろ!!!」
綺麗な鼻血と涙とよだれまみれの顔だ。
私は言った。
「何でもするって言ったよね。・・・・お前ら私に尽くせ」
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