第6話

5、6時間目が過ぎ、帰りの時間になった。


「さて、帰りますか」


「翔太!帰るわよ!」


教室の外から美咲が俺のことを呼ぶ声が聞こえる。


「りょーかい」


俺は急いで準備をして美咲のもとに向かう。


「よし、帰ろう」


俺たちはほかの生徒に注目されながら帰路についた。


「なんで俺たちって毎回帰るときに注目されてるんだろうな」


「さあ?分からない」


なんで毎回注目されるのかが分からないな。確かに美咲は可愛いけどなんか俺の方にも注目が来てるんよな。


「やっぱり美咲がかわいいからじゃないかな?」


「私じゃなくて翔太でしょ」


「そうかなぁ」


確かに視線は感じる。だが、圧倒的に美咲に目がいってる。

まあ美咲はかわいいから当たり前なんだがなんで僕の方にも視線がくるんだろう。


まあ気にしない!


そんなことをだべりながら美咲と一緒に帰った。

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