第15話

開始前の挨拶で

「ただの卓球大会には興味は無い。各々全力を出し、玉に魔力を乗せよ!そして有意義な大会にするのだ!」

「おお!」

第一回戦

リカルドVS勇者ユキト

「さあ、始めよう」

「了解」

勇者側のサービス

「いくぞ!アトミックバズーカ(核弾砲)!」

強めの火球が飛んでくる。

「なんの!凍れラケット!アイシクルレシーブ!(凍結返)」

うむうむ。

しっかりとラケットや玉に魔力を乗せているな。

すると

「聞いてくださいよ魔王様!」

だきっ

「うお!?ジャンプして抱きつくんでは無い!?」

「聞いて聞いて!魔王様」

またこいつは

「今日はなんだ?ミスティよ」

「俺負けちゃいました」

えー、こいつが負けるってどんな強いやつよ。

相手

勇者ユウキ

(あ、こいつ勇者で神様のユウキ・ルヴァンじゃん。そりゃ負けるわ)

「おーい、ミスティ……まだ勝ち負けの挨拶終わってないじゃん」

と、勇者ユウキが言ってくる。

「こら!ミスティ!ちゃんと挨拶せんか!馬鹿者」

「ええ!?だってぇ面倒だから」

バシンっ

「あう!?いたーい」

「こういうことはちゃんとしろといつも言っておるだろう!」

「はーいやってきます」

まったく。

リカルドも終わったらしい

「ありがとうございました!お強いですね!ユキト殿」

「いえいえリカルド殿も素晴らしい力です。お互いこれからも頑張りましょう」

「ああ!」

次は俺と勇の対決だ。

「いくぞ!」

「ああ」

俺がサービスだ。

「見せてやろう!ファイアイグニッション!(火炎発火)」

強めの炎が飛ぶ。

「なんの!フリーズレシーブ!(氷返し)」

「ふふふ!見よ!我が力!強めに逆回転レシーブ!」

すると相手コートに着くとネット側に戻る。

これを見た面々が集まってくる

「すっげー今の何!?」

これには勇も

「参ったわこんなレシーブも出来るとは」

という感じに楽しい卓球大会が行われたのだった。

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