第9話
今日は部下とのトランプ大会
事の発端はアイツである。
「聞いてくださいよ魔王様!」
(きたなミスティ!)
「今日はどうしたのだ?ミスティよ」
「はい。聞いて欲しいことがあるのです」
「なんだね?」
「今週なんですけど我らと魔王様でトランプ大会を開きたいのです」
トランプってなの絵柄書いてある札の事かな。
「ふむ、そのトランプ大会とやらに吾輩とお前らで行いたいというわけか」
「そうです。これは魔王様と魔王軍の親睦を兼ねた大会でございます」
「そうかそれは楽しそうであるな」
今週か。
そしてその当日
「では、これより魔王様との親睦を兼ねたトランプ大会を、開催します」
ぱちぱちと拍手が起こる。
「で?トランプで何をするのだ?」
「今回は神経衰弱と七並べを行います」
「ほほう」
ルール説明をミスティがしてくれたのでやり方は分かった。
そして、トランプ大会が開催されたのだ。
神経衰弱で吾輩は優秀な成績を収めたのだ。
「流石は魔王様」
と言われ照れてしまうのである。
七並べはかなり苦戦した
ミスティがかなりのやり手で吾輩もついつい見とれてしまうのだ。
「ミスティ様すごーい」
と拍手まで飛んでくる。
(なかなか手練であるな)
だが
親睦もそうだが楽しいのであるな。
またこういう大会を開くのもいいかもしれぬな
と、思う俺であった。
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