第7話

ある日

昼頃

「今日の昼はどうするかな」

と悩んでいると

「聞いてくださいよ魔王様」

とミスティがやってくる。

いつもの定番である。

「どうしたのだ?ミスティよ」

「はい、実はですね。新しい食事処が本日オープンだそうです」

「なに?誠か」

「はい」

「よし!行くか!」

「はい!」

新しい食事処麺屋タイタン

「ほほう麺屋タイタンとな」

手打ち麺が売りとのことらしい。

店前は人だかりができている。

「ふむかなり混んでいるようであるな」

こればかりは仕方の無いことである。

入ることが出来た。

システムとしては食券を買う形らしいので俺とミスティは食券を買う。

カウンターで食券を提出して

待つ。

そして出てきた

ラーメンを食べる。

「ふむ」

(麺も美味いしスープも濃厚であるなこれは万人受け間違いなしであるな)

食事を終え

ミスティが

「ラーメン美味かった」

「うむ吾輩もである」

2人で満足顔を、して魔王城へと帰る。

そういやなんかテレビ来てた気がするけど。

その翌週

テレビを付けると

《麺屋タイタン美味さの秘訣》

という番組が映っていた。

「おおこの間の店ではないか」

「そのようですね魔王様……あ!?」

「どうしたのだ?ミスティよ」

「ちょ!?俺と魔王様少し映ってますよ!」

「なに!?確かにテレビが来ていたが……あ!本当だ吾輩映ってる」

美味さの秘訣はどうやら長時間煮込む具材からの出汁だそうだ。

(あのスープはコクがあったな)

また行きたいと思う俺だった。

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