第4話

ある日の午後

俺は、魔王城の倉庫の点検をしていた。

すると

バタン!

「魔王様!」

「うお!?ビックリした」

ミスティか。

「み、ミスティよどうした?」

「言ってみただけ」

(たまにこいつこういうことするよな)

「特には用はないのかね?」

「いえ。倉庫の点検や掃除のお手伝いします」

「それは助かる」

あれをこっち

それをあっちと点検と片付けを行う。

そして、それが終わり

別れる。

しばらくして

ミスティがなにやら嬉しい顔をして俺のところにくる。

「ミスティよなにやら良いことがあったようだな」

「そうなんですよ!聞いてくださいよ魔王様」

「うむ。聞かせてくれ」

「ついに魚の目が治りました!」

ズてーん!

俺は盛大に転んだ。

「なんだそれ!?」

「いやあずっと治らなくて病院で治療していたんですけどね」

「う、うん」

「新しく来た『ミカエル』ってお医者さんに見てもらうようになっていいお薬出して貰えたので治ったんですよ」

「ほ、ほう(ミカエル?)」

それってまさか

「これはこれは魔王様お久しぶりですねぇ」

「あ、ミカエルさん」

「あー!!至高天聖ミカエル!ってなんだお前医者になったの?」

「いやこれは趣味」

「趣味で医者なんてやるな!…………でもミスティの魚の目治してくれてありがとうよ」

「まあ、ドゥーム様が素直ですねぇこれは槍が降りますねぇ」

「言い方!」

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