第3話
「ふむふむ……この場所が結界が手薄ですね」
ドタドタ!
お?この展開はもしや
「魔王様!」
ミスティだ。
またなんかあったなこれは。
「どうした!?」
「聞いてくださいよ魔王様!」
だきっ!
(今日は抱きついてきたぞこいつ)
泣いてるようだな。
「おー、よしよし」
頭を撫でてやると
「ふにゃーん魔王様」
気持ちよさそうにする。
「落ち着いた?」
「はい」
「で?どしたの?」
「あ、聞いてくださいよ魔王様」
いつもの流れか。
でも今日の俺は違うんだ。
「ミスティよ。我輩の魔法を試してみるというのはどうかと思うぞ」
なんせ建設系魔法の本を買ってきたばかりだからね。
早速使ってみることにする。
まずは結界を張る。
そして
「結界」
この二つを発動させるだけで
「凄い凄いですよ魔王様!」
「そうだろうそうだろう」
ふふん。
「あ、聞いてくださいよ魔王様」
「うんいまから聞くよ。で?どしたの?ミスティ」
「はい実はアイスキャンデー屋さんが広場に来てます」
「なんと!?それは誠か!」
「はい!マジのマジ」
「案内して!ミスティ」
「はーい!」
結界を解除して2人で広場に行く。
「おおー!アイスキャンデー屋さんだ」
「でしょう!2人で買って食べましょう」
「おおそうだな」
「魔王様とおデート」
「なんか言った?」
「ううん言ってない」
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