第2話「森の探索」

まずはこの状況を把握しないと


私はいまわかることを挙げることにした


「まず最初になんで私はこんな小さくなってるの」


私の身長は120cmぐらいしかなく、服がボロきれの1枚しかないことと森のそこら中に動物の鳴き声が聴こえることだ


「いまこの状況で襲われたら死んじゃう…

異世界に来たみたいだしスキルとかあるのかな?」


私は疑心暗鬼になりながらも


「ス、スキルボード」


と、小声で言っみると目の前に薄いボードが出てきた


「うわ、本当に出るんだ」


私は出てきたボードを見ながら考える。

スキルボードにはスキルと称号しか表示されないのか目の前のボードには《転生者》とだけ表示されている


「私本当に転生したんだ…

とりあえず森からでて人気のある場所に行かないと」


私はとりあえず周りを歩いてみることにした、この森は見た目だけなら日本のどこにでもあるような普通の森っぽい


私は落ちていた木の棒を護身用の武器にして周りを歩いてみることにした


すぐに折れそうな棒だがないよりは心がマシになる


「とりあえず水辺を探さないと」


私はとりあえず水と食料をさがす


私は目を閉じて音を聞いてみた


周りの音を聞いて何があるか調べてみる


そしたら突然頭の中に音が響いた


スキル【聞き耳】を獲得しました


「え、急に!?」


私は獲得したスキルを確認すべくスキルボードを開いた


---

スキル【聞き耳Lv1】

周りの音が少しだけ聞き取りやすくなる

---


「へー、Lv1ってことはまだまだ上がるのかな」


私はもう一度耳を立てて音を聞いてみると先程よりは明らかに音が聞こえやすくなっている気がした


誤差の範囲だが嬉しい


すると微かに水が流れる音が聞こえてきた


「やった!水源が近くにある!」


私は水の音が聞こえる方に向かった


10分ほど歩いたところに大きな池が見えてきた


「はぁはぁ、この体だとちょっと歩いただけで息が切れちゃう…」


私は池の水を飲みながらこの状況を整理していた


聞き耳が強化されたってことは体力強化系のスキルがあると思うがスキルに頼らずに体力を作ることとご飯のために罠を作ること、あと最低限の武器を探すことを決めた


私は早速罠を作るためにツタと木の枝を探して獣道と薪用の木の枝を探す


しかしこの体で出来ることは少ない


ツルすら取れなかったのだ


「どうすればいいのー!!!」


私は途方にくれてしまった





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