第2話「安倍晴明物語☆夢幻の月」より

 その日は灰色の雲が立ち込め、今にも雨が降りそうだった。

「うわー…凄い雲。雨が降りそうね。お洗濯物取り込まなくちゃ!」

 美夕は縁側から庭に出ると、物干し竿の洗濯物に手をかけた。

 すると庭に一人の武士が入ってきた。


「おまえが化生の美夕だな?」

 武士はいかつい顔をした男で腰に黒々とした、刀と脇差を差していた。

「はい、私が美夕でございます。でも、お侍様。何故、私のことを?」



「安倍晴明物語☆夢幻の月」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653207686428



 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 蘆屋道満を敵側にして、違う流れにしようとしていたのですが…

 長くなって完結出来なくなるので止めました。

 どこの差し替えなのかは、ヒントは「美夕ちゃん、散歩行こうよ」の回。

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